【栗東鬼調教】このローテは自信の証
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どうも、栗東の調教担当・松崎だ。
一昨年の菊花賞と有馬記念で連続2着に入り、昨年の天皇賞(春)6着以来、実戦から遠ざかっているボルドグフーシュ(宮本・牡)が、10/13に放牧先から帰厩。

次走は、チャレンジC(11/30・京都)で復帰することが決まった。
脚部不安を発症して休養を余儀なくされたが、栗東トレセンに戻ってから坂路で乗り込みを開始。水曜の坂路で4F:54.4-40.0-26.1-13.3秒を計時した。
「先週から坂路で調教を行っていますが、これだけ長く休んいた馬ですからね。この後も無事に順調に調整ができれば」と宮本調教師。
【JBCクラシック】涼しくなって体調も上がってきている
JBCクラシック(11/3・佐賀)へ向かうキングズソード(寺島・牡)が、水曜のCWコースで1週前追い切りを行った。
先週に続いて藤岡佑騎手を背に同厩舎のギルティプレジャー(1勝クラス)を先行させ、6F:82.9-66.4-51.5-36.6-22.9-11.5秒で同入。
寺島調教師は「先週に続いてジョッキーに感触を確かめてもらった。小回りでコーナー6つの対応がカギになるけど、センスの良い馬だし、上手にこなしてくれると思っている。涼しくなって体調も上がってきているのでいい競馬をして欲しいね」と楽しみな口ぶり。JpnI2勝の実力馬の始動戦に注目。
【栗東鬼調教】では、栗東トレーニングセンターの調教コースの中でも、メインとなる坂路、CWコースのそれぞれから1頭ずつ注目馬をピックアップ。
今後も、より配当妙味を追求し
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と言われるような情報をより多くお届けできるよう、情報収集に努めていくつもりだ。
【今週のCWコースNo.1】理想的なラップの踏み方
11月3日(日)京都9R もちのき賞
マテンロウサン(牡2)
横山和生騎手・昆貢厩舎
10/30 栗東CW 不良 助手
[6F]79.6-64.9-50.5-36.5-22.8-11.2 馬なり
- チェックポイント
- ・加速ラップで6F:79.6秒
- ・馬なりでラスト1F:11.2秒
今週のCWコースNo.1は、不良馬場をものともせず、好時計をマークしたマテンロウサン。
水曜のCWは直前まで降った雨の影響で不良馬場。マテンロウサンが負い切った時間帯はハロー明けだったとはいえ、6F:79.6-11.2秒は超抜の時計。
この日、6Fで80秒を切ったのはマテンロウサンを含めて8頭いるが、加速ラップを踏んでフィニッシュしたのはマテンロウサンのみ。しかも、馬なりでラスト1F:11.2秒はかなり評価できる。
芝での近2走がいかにも切れ負けということでダートへ矛先を向けてきたが、稽古通りなら一発あって不思議ない。
【今週の坂路No.1】このローテは自信の証
11月2日(土)京都3R 2歳未勝利
モンタルチーノ(牡2)
西村淳也騎手・庄野靖志厩舎
10/30 栗東坂路 不 助手
[4F]51.7-37.5-24.2-11.9 末強め
- チェックポイント
- ・中4週で入念な乗り込み
- ・ラスト1F:11秒台は今回が初
今週の坂路No.1は、OP馬・カンチェンジュンガの全弟ということで陣営も期待を寄せているモンタルチーノ。
デビュー前から稽古の動きが目立っており、初戦の最終追い切りではOP馬のヴァンヤールを突き放していたほど。
前走2着なので、(4節以内であれば有効な)優先出走権を使ってもよさそうだが、今回は使ってこなかったのもこの馬を推したいポイント。
恐らく、優先出走権を行使しなかったのは、馬に合わせてしっかり仕上げれば、未勝利はいつでも勝てるという自信の証だろう。初めてラスト1Fで12秒を切ったこのタイミングで決めてくれるはずだ。