【栗東鬼調教】ガラリ一変に期待
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どうも、栗東の調教担当・松崎だ。
今週は18年秋華賞2着を含め重賞2勝をマークしたミッキーチャームの仔ミッキージュエリー(中内田・牝)を紹介。
ここまで順調に乗り込みを消化し、水曜のCWコースで川田騎手を背に3頭併せを行い、6F:84.3-68.7-53.4-37.9-23.5-11.4秒で先着。
福永助手は「まだ幼い面を残していますが、ジョッキーも『動きは悪くない』と言っていました」とコメント。
来週日曜の京都4R・牝馬限定戦の芝1600mで厩舎ゆかりの血筋がいよいよベールを脱ぐ。
【富士S1週前】帰厩後も順調に調整ができている
安田記念5着後に休養していたセリフォス(中内田・牡)が、来週の富士S(10/19・東京)へ向けて木曜のCWコースで1週前追い切りを行った。
一昨年このレースを制した藤岡佑騎手との再コンビが決定して、その鞍上を乗せて単走で6F:83.6-67.6-52.7-37.1-22.2-10.6秒を馬なりでマーク。
「前走が馬場が合わないなかでも良く頑張っていた。その後は放牧に出して心身ともにリフレッシュ。帰厩後も順調に調整ができている。今週、そして来週やれば態勢は整うと思う」と福永助手。復帰戦から楽しみだ。
【栗東鬼調教】では、栗東トレーニングセンターの調教コースの中でも、メインとなる坂路、CWコースのそれぞれから1頭ずつ注目馬をピックアップ。
今後も、より配当妙味を追求し
「このコンテンツを見なければ買えなかった!」
と言われるような情報をより多くお届けできるよう、情報収集に努めていくつもりだ。
【今週のCWコースNo.1】一発の魅力は十分
10月13日(日)京都5R 2歳新馬
ディープカインズ(牡2)
古川吉洋騎手・本田優厩舎
10/9 栗東CW 稍 古川吉
[6F]84.3-68.3-52.9-37.2-22.6-11.2 一杯
- チェックポイント
- ・2週続けて好時計
- ・外目を回って11.2秒は◎
今週のCWコースNo.1は、近親に重賞で複数回の好走歴があるマイネルウィルトスがいるディープカインズ。
新種牡馬ノーブルミッション産駒で、日本での活躍馬はまだいないものの、調教では能力を感じさせる動きを見せている。
先週のCWはラスト1F:11秒台前半の馬が少なく、力のない馬は最後に失速するシーンも目立ったが、ディープカインズは最後まで加速ラップでフィニッシュ。
古川吉騎手が跨った今週も馬場状態は稍重だった割に、外目を回ってラスト1F:11.2秒と水準以上の時計をマークしている。
トップジョッキーが揃うGI当日ということで、出走メンバーのレベルも高そうだが、中間の動きを見る限り一発の魅力は十分秘めている。
【今週の坂路No.1】ガラリ一変に期待
10月12日(土)京都3R 2歳未勝利
セイルロケット(牡2)
北村友一騎手・橋口慎介厩舎
10/9 栗東坂路 稍 助手
[4F]51.7-37.7-24.6-11.8 末強め
- チェックポイント
- ・実質追い切り1本目で自己ベスト
- ・今週もラスト1Fは11.8秒
今週の坂路No.1は、実戦を使った効果が窺えるセイルロケット。
デビュー前から「スピードもあって調教でもよく動けている」と評価が高かったが、デビュー戦は「初めての実戦で戸惑ったところが大きかった」「思ったより子供っぽさが出てしまった」とのことで7着。
その後はノーザンFしがらきに出されてリフレッシュし、先月27日にトレセンへ帰厩。帰厩後の実質追い切り1本目で、いきなり自己ベストの51秒7を叩き出すと、終い重点の今週も同タイム。ラスト1Fも11秒台でまとめており、前走時より動きに鋭さが増した印象だ。
「十分に新馬勝ちを意識できるレベル」と言われていた馬だけに、叩き2戦目でのガラリ一変に期待したい。