【シン・極秘リポート】秋の東京、京都開幕で勝負気配がグンとアップ!注目株となる厩舎はココ!
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ノーザンF出身なのに……
JRAで調教師になるためには、騎手を経由するか、競馬学校を卒業し助手(厩務員)を経て調教師試験に合格するという2パターンが王道だ。
競馬学校の厩務員過程を受ける前は、北海道の牧場で数年ほど働き、基本的なことを学んでから入学するケースが大半。
今はノーザンF出身(もしくは研修を受けた)の調教師が東西問わず多数いるが、 実は深山雅史調教師もその1人だ。
オーストラリアで1年ちょっと、ノーザンFに1年8ヶ月ほど勤務し、2004年に競馬学校に入学。卒業後は伊藤正徳厩舎一本鎗で勤め上げ、タイミングよく伊藤正徳調教師の引退と重なり厩舎を引き継ぎ2019年に開業となった。
某厩舎関係者 伊藤正徳厩舎も晩年は社台グループとの縁はだいぶ薄くなっていたからね。その関係で深山調教師も社台グループの馬が少ないという感じ
某厩舎関係者 でも、ノーザンFで研修を受けたり働いていたりした調教師は、牧場サイドも馬をそれなりに預託するんだけど、深山厩舎はノーザンF系の馬が極端に少ない
一方、ウインマーベルの活躍もあって、
某厩舎関係者 ウインからは毎年のように1頭ずつ回ってくるようになった。場合によっては2頭預かることも。ラフィアン系も入っていて、ノーザンF出身調教師とは思えないよね(笑)
某厩舎関係者 西山茂行オーナーなどは『面白いやつだ』といって、こちらもコンスタントに馬を回しているし、もっと活躍できる下地はある
と、社台グループ以外の評価はなかなか高い。しかし、とうとう今年はノーザンF生産馬でシルクレーシングのチリーゴールドという2歳馬を預託することになった。
某厩舎関係者 スタッフに腕利きは少なくないので、馬質が上がればもっと成績を上げていいい
某厩舎関係者 まだデビューは先みたいだけど、こういう馬で結果を残せれば馬質は変わってくるはず
デビュー年から5勝、7勝、8勝、16勝、14勝ときて、今年(9/29終了時点)は8勝しており10勝は超えそうだが15勝まではどうかといったところ。
ノーザンFからの預託馬が走って馬質が上がるようならば、もっと成績が伸びて不思議ない。これからの動向に注目しておきたい厩舎だ。
【土東京1R】「次は勝てる」と太鼓判!
10月5日(土)東京1R 2歳未勝利
カネラフィーナ(牝2)
C.ルメール騎手・手塚貴久厩舎
これから年末に向けて厩舎の成績を向上させるためには、「いかに2歳馬を回していくか」が重要。
今夏、それが上手く行っていたのが手塚貴久厩舎で、2歳戦に限れば[4-6-2-10]と連対率47.6%、複勝率57.1%のハイアベレージ(3/29終了時点)を残している。
その内、新馬戦で2着が5回、そのほとんどが2戦目を迎えておらず、つまりは勝ち星の上積みが大いに計算できる状況だ。
先週は「情報が命」とも言われる2歳戦から2本の万馬券的中をお届けしているが、
▲◎〇の大本線3頭で228倍ズバリ!
特注馬出走レースD
◎ニシノエピカリ(3番人気)▲クレオズニードル(4番人気)
〇アビッサルスター
- 3連単22850
- 3連複1640
- 馬連2点目3420)
上記の2着馬ニシノエピカリも手塚厩舎で、レース前から高く評価していた津村騎手も上がって来て「すぐに勝てる」と語っていたという。
新潟でデビューさせた2歳馬は「左回りの軽い芝」を求めて東京を照準、開幕週のオープニングレースにスタンバイしているのがカネラフィーナだ。
デビュー前の評価も「軽い芝が合いそう」とのことで、「性格のいい馬でポカは少ないタイプだと思う。期待していい」と厩舎。
結果は2着だったが、ルメール騎手が「スローペースで前が止まらなかったけど、しっかり反応していい脚で伸びてくれた。とても背中のいい馬、次は勝てると思う」と褒めており、引き続き手綱を取るのも評価している証だろう。言葉通り初勝利の可能性大。