【栗東鬼調教】2週続けて水準以上の好時計
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どうも、栗東の調教担当・松崎だ。
今年のヴィクトリアマイルを制したテンハッピーローズ(高柳大・牝)。始動戦となったセントウルS7着の後は放牧へ出し、27日に栗東トレセンへ帰厩する。
「久しぶりの1200mでしたが、流れに乗って競馬ができましたよ」と高柳大調教師。当初の予定通り、次走はBCマイル(11/2・米デルマー競馬場・芝1600m)へ。国内検疫を経て10月23日に出発する。
また、僚馬で5月にアメリカで行われたアリシーバS2着テーオーサンドニは、同日のBCダートマイルに登録しており、テンハッピーローズとともに渡米する。
【天皇賞(秋)2024】渾身の仕上げで盛り上げる
小倉記念をレコード勝ちで快勝したリフレーミング(鮫島・牡)が、天皇賞・秋(10/27・東京)に向けて調教を開始した。
前走後は放牧で心身共にリフレッシュ。水曜の坂路で4F:55.7-39.6-25.2-12.4秒をマーク。
鮫島調教師は「疲れがしっかりと取れて厩舎に戻ってきました。これから徐々に調教ピッチを上げて行きます」と来年に定年を迎える師にとっては今年が最後の天皇賞・秋。渾身の仕上げでレースを盛り上げる。なお、鞍上は菅原明騎手が騎乗。
【栗東鬼調教】では、栗東トレーニングセンターの調教コースの中でも、メインとなる坂路、CWコースのそれぞれから1頭ずつ注目馬をピックアップ。
今後も、より配当妙味を追求し
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と言われるような情報をより多くお届けできるよう、情報収集に努めていくつもりだ。
【今週のCWコースNo.1】叩き2戦目よりも狙いは今回
9月29日(日)中京9R 常滑特別
ダノンフロイデ(牡5)
北村友一騎手・藤原英昭厩舎
9/25 栗東CW 良 北村友
[6F]81.8-66.7-51.9-36.9-22.9-11.3 馬なり
- チェックポイント
- ・格上を相手に互角以上の動き
- ・馬なりでラスト1F:11.3秒は優秀
今週のCWコースNo.1は、久々を感じさせない動きを見せたダノンフロイデ。
11/2のBCターフへ挑戦するシャフリヤールの調教を確認した際に、ダービー馬よりも動きの良さが目立っていたのが併走パートナーを務めた同馬。
札幌記念を使ったシャフリヤールと今回が3か月半振りのダノンフロイデでは、明らかに後者の方が分が悪そうだが、調教での動きは格下のダノンに軍配。
最近は休養明け一発目に高いパフォーマンスを出す傾向にあり、使った上積みを期待するよりも狙いは今回だろう。
【今週の坂路No.1】2週続けて水準以上の好時計
9月28日(土)中京4R 2歳新馬
ローランドバローズ(牡2)
岩田康成騎手・上村洋行厩舎
9/18 栗東坂路 良 助手
[4F]52.8-37.8-24.4-12.1 馬なり
- チェックポイント
- ・1か月に渡る併せ馬で鍛錬
- ・2週続けて水準以上の好時計
今週の坂路No.1は、先月末から1か月に渡って併せ馬で鍛えてきたローランドバローズ。
この中間は坂路とCWで入念に乗り込まれ、岩田康騎手が騎乗した先週のCWでは6F:80.8-11.2秒という2歳馬としてはなかなか目にすることがない好時計をマーク。最終調整として馬なりで追われた今週の坂路も水準以上の時計を出し、仕上がりは万全に映る。
現2歳世代の新馬戦は5戦4勝という好調な上村厩舎。さらに、ローランドバローズに関しては、半兄のウィリアムバローズが水曜に日本テレビ盃を制したばかりということで、輪をかけて人気を集めるだろうが、調教通りなら結果に応えてくれるはずだ。