【栗東鬼調教】久々を感じさせない抜群の動きを披露
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どうも、栗東の調教担当・松崎だ。
北海道スプリントカップ(8/15・門別)は中央枠が4頭。その中でも有力の1頭であるのが兵庫チャンピオンシップで重賞初制覇を飾ったエートラックス(宮本)。
7月中旬に放牧先から帰厩して、ここまで順調に乗り込みを消化。水曜の坂路で4F:51.1-36.8-24.3-12.3秒の好タイムを計時した。
宮本調教師は「良い動きでしたし、仕上がりも良さそうです。競馬が上手で特に不安な点もないです。ここもいい走りを期待しています」と重賞連勝を狙う。
同レースには中竹厩舎の2頭が参戦する。兵庫チャンピオンシップでエートラックスの2着だったチカッパは「勝ち馬は強かったですが、後続は離していましたからね。園田より門別の方がレースはしやすいと思います」と柴田助手。
こちらは武豊騎手と初コンビを組む。
先週の土曜札幌12R・ダート1000mを逃げ切り3勝目をマークしたジョーローリットに関しては、「ここも行くだけです。自分の競馬をしてどれだけ踏ん張れるかですね」と柴田助手。
こちらは引き続き角田大河騎手が騎乗する。
【小倉記念&関屋記念1週前】相変わらず良い動きをしています
来週の小倉記念(8/11・中京)に出走するリフレーミング(鮫島)が、水曜の坂路で1週前追い切りを行い4F:52.1-37.8-24.7-12.5秒をマーク。
「放牧を挟んでここ目標に調整して、相変わらず良い動きをしています。開幕週の馬場ですが、この馬の持ち味を生かす競馬をして何とか賞金を加算できればと思っています」と野田助手は重賞初制覇に意欲十分。なお鞍上は川田騎手が騎乗。
関屋記念(8/11・新潟)に出走するコレペティトール(中竹)は、安田記念12着からの巻き返しを図る。前走後は放牧を挟みこのレースを目標に調整。水曜の坂路で1週前追い切りを行い、4F:52.5-37.9-25.0-12.6秒を計時。
「落ち着きがあってカイ食いも良いですね。まだ4歳でこれから良くなりそうですし、GⅢのメンバーなら楽しみです」と柴田助手は京都金杯に続き2つ目の重賞制覇を狙う口ぶり。鞍上は引き続き岩田康騎手が騎乗する。
【栗東鬼調教】では、栗東トレーニングセンターの調教コースの中でも、メインとなる坂路、CWコースのそれぞれから1頭ずつ注目馬をピックアップ。
今後も、より配当妙味を追求し
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と言われるような情報をより多くお届けできるよう、情報収集に努めていくつもりだ。
【今週のCWコースNo.1】久々を感じさせない抜群の動きを披露
8月4日(日)新潟5R 3歳未勝利
レッドレクス(牡3)
西塚洸二騎手・藤原英昭厩舎
7/31 栗東CW 良 西塚洸
[5F]69.3-53.5-38.1-22.9-11.1 馬なり
- チェックポイント
- ・帰厩直後から入念な乗り込み
- ・ラスト1Fは馬なりで11.1秒
今週のCWコースNo.1は、最終追い切りで久々を感じさせない動きを見せたレッドレクス。
前走後、一度は続戦の準備が進められていたものの、左前脚の橈骨に痛みが生じてノーザンFしがらきへ放牧。しがらきでは膝の炎症も発覚し、復帰に4か月程度かかった。
未勝利戦終了まで残り1か月というタイミングでの復帰だが、治療により「(治療前より)歩様は大幅に良化。しなやかさ、柔らかさもある」とのことで、帰厩直後からしっかり攻め馬を消化。
今週の新潟か、来週の中京か、どちらへ使うか陣営は馬の状態を慎重に見極めた結果、今週の動きを見てGOサイン。
終い重点ではあったが、ラスト1Fは馬なりで11.1秒。元々、併せ馬でしか調教は走らないタイプではあるが今週の動きは抜群だった。セオリー的には、ここで権利を取って次が勝負だろうが、調教通りならイキナリからやれそうだ。
【今週の坂路No.1】未勝利馬とは思えない動き
8月4日(日)新潟9R 3歳未勝利
テンメリーアーサー(牡3)
国分恭介騎手・西園翔太厩舎
7/31 栗東坂路 良 国分恭
[4F]53.4-38.6-24.6-12.1 馬なり
- チェックポイント
- ・先週は自己ベストを1秒短縮
- ・今週は馬なりでラスト1F:12秒1
今週の坂路No.1は、未勝利馬とは思えない動きで坂路を駆け上がったテンメリーアーサー。
前走のレース中に鼻出血を発症したことで間隔は空いたが、この中間は坂路で好時計を連発。1週前に自己ベストを1秒短縮すると、今週は馬なりでラスト1F:12.1秒。久々でも軽快な動きを見せている。
デビューからの2戦はいずれもスタートで後手を踏んでいるだけに、今回も五分のスタートを切ることが条件となるが、調教通りなら一変に期待できる。