【シン・極秘リポート】2歳馬から大物候補が誕生!新規オーナーも増えて要注目の好調厩舎を教えます!
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下半期も目が離せない
昨年20勝だった伊藤圭三厩舎は、今年は早くも20勝に到達。グランド牧場がバックにあるだけに底力が備わっている。
某牧場関係者 グランド牧場はABCマートの三木氏と懇意。グランド牧場は海外から繁殖牝馬を購入しているんだけど、三木氏にも一部権利を貰っているとか
某牧場関係者 ここにきてテイエムの竹園正繼オーナーが所有馬のメインをグランド牧場にした。それまで日高テイエム牧場や九州のテイエム牧場をメインにしていたが繁殖馬の整理をしたりして、グランド牧場の馬が増えているようだよ
先日行われたセレクションセールでも竹園オーナーはグランド牧場の馬を購入している。
そういった縁もあって、今年の2歳世代から竹園オーナーの馬が伊藤圭厩舎に入ることになった。
某牧場関係者 牧場としては竹園正繼オーナーに、庭先を含めてかなりの頭数を買ってもらっている。関西に行ってしまう馬も少なくないけど、伊藤圭厩舎に預けた馬が走らないと面目丸つぶれになりかねない
竹園オーナーは70代後半になり、一時期は体調を崩していたこともあってシフトチェンジしている様子。
某牧場関係者 昨年の鹿児島のテイエム牧場の生産馬はゼロ。日高テイエム牧場ではまだ生産馬がいるようだけど、一時期のような生産活動をしていない
某牧場関係者 元々、ヨソの牧場の馬も買っているのは確かだけど、その割合が大きく変化しているのは確かだよ
セールでの落札を見ていても分かるように、竹園オーナーは相当数購入している。伊藤圭厩舎にとっても新しい馬主が増えることはプラスだ。
某牧場関係者 岡本真二オーナーがノーザンF系の馬を買うようになってグランド牧場生産馬が少し減った。
某牧場関係者 ただ、竹園オーナーだったり、新規の吉岡寛行オーナーもいて個人馬主は確保できているんだよね
デビュー戦を6馬身差圧勝(7/20札幌5R 馬連980円、3連複5910円、3連単2万2260円的中)したナチュラルライズは吉岡オーナーの所有馬。「順調なら大きいところに出てくるんじゃないか」と評判になっている大器だ。
この馬を含めて、好調が続く伊藤圭厩舎は下半期も目が離せない。
【日札幌6R】とにもかくにも1勝を!
8月4日(日)札幌6R 3歳未勝利
コンドライト(牡3)
横山武史騎手・菊沢隆徳厩舎
今週末から8月に突入、3歳未勝利戦の番組終了が約1ヶ月後といよいよタイムリミットが迫ってきている。
もうメドの立たない馬は抹消されていることがほとんどだが、デビューが遅れた、休養期間が長かったなど以外で残している場合は、陣営が「勝たせなければならない馬」ということだ。
コンドライトは2017年NHKマイルCを制するなど活躍したアエロリットの初仔で、母子ともに菊沢厩舎の管理馬。当然、デビュー前から期待値は高く力が入っていた。
デビューから2戦連続2着で初勝利はすぐにと思われたが、そこから徐々に着順を悪くしてしまい未だ勝てず。
一旦は「母も切れる馬ではなかったし、馬体的に適性はありそう」とダートも試してみたものの13着と大敗、前走は「ワンペースな部分を洋芝で補いたい」とのことだった4着と、またしてもワンパンチ足らずで終わってしまった。
しかし、「いい結果が出ず残念だったが、勝負所で動いて行ったのが結果的に早かった」と見直す余地はある内容。函館からノーザンF空港へ短期放牧に出し、札幌競馬場へと移動して北海道シリーズでの続戦となった。
この中間は「いい意味でピリッとしてきて、足りない分がいい方向へと変わってきている感じがある」と厩舎サイド。今回は芝2600mへ一気の距離延長、何とか良さを引き出したいとの思惑だろう。
この先云々ではなく、求められるのはとにもかくにも1勝。今度こそ何とかしたい鞍なのは確かだ。