【桜花賞 2024 予想】近6年の勝ち馬に共通する「鉄板ポイント」を発見!
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【平井雄二のレース展望】
昔の非常識は今や常識!
いよいよ今週は3歳牝馬クラシック初戦・桜花賞(G1、阪神芝1600m)が行われます。
近年はノーザンファームの有力馬を中心に、トライアルレースを使わずに本番へ向かうケースが増えてきましたね。外厩施設や調教技術の進化により、暮れの阪神ジュベナイルFから臨むローテーションも当たり前になってきました。
実際に昨年の勝ち馬リバティアイランド、2021年は1着ソダシと2着サトノレイナスは阪神ジュベナイルF以来のぶっつけ本番。なんと近6年の勝ち馬はすべて『桜花賞トライアルを使っていない馬』です。
私が調教師だった頃は「前哨戦はたたき台」「休み明け2戦目の本番が勝負」などと言われていましたが、それはもう昔の話。むしろ「休み明けが一番走る」「たたき2戦目はマイナス」というパターンも多く見受けられます。
こうなると、2歳のうちにクラシックに出走可能な賞金を確保した有力馬は、以前のようにトライアルを使う必要がありません。厩舎や牧場、馬主サイドとしても桜花賞へ出走できる賞金が足りていない馬をトライアルに使い分ける形で、いまでは本番直行ローテが当たり前となっています。
今年も例に漏れず、阪神ジュベナイルFの勝ち馬アスコリピチェーノ、同2着ステレンボッシュはともに桜花賞へ直行。アルテミスSの勝ち馬チェルヴィニアも前哨戦を使わず、約5ヶ月の休養明けでレースに臨みます。
この3頭の有力馬には「ノーザンファーム天栄で調整されている」という共通点があります。
アーモンドアイやイクイノックス、グランアレグリアなどの活躍で競馬ファンにも広く知られるようになったノーザンファーム天栄。その施設は美浦や栗東のトレセンに勝るとも劣らないどころか、一部では凌駕しているほど整っています。
さらに腕の良いスタッフが揃っているのも特徴。厩舎の調教助手より優れた人物も少なくなく、後輩調教師の1人は「悔しいですけど天栄帰りの馬は状態を上げて厩舎に戻って来ます。いまではハード(施設)だけでなくソフト(人材)でも敵いませんよ」と嘆いていました。
もはや休み明けが"予定通り"のローテーションのため、評価を下げる材料とはなりません。今年の桜花賞も『意図的にトライアルを使わなかった馬』に注目でしょう。
弊社シンクタンクは元JRA騎手、元JRA調教師といった大物OB、現役馬主などの大物関係者が情報ルートとして在籍しており、長年に渡ってトレセン内外の関係者と信頼関係を築きあげてきました。
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