【栗東鬼調教】久々の1200で一発ありそうな動き
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どうも、栗東の調教担当・松崎だ。
今週は、まずは川田騎手へ乗り替わるこの馬から。チューリップ賞4着で桜花賞の優先
出走権を獲得できなかったタガノエルピーダ(斎藤崇)が、来週の忘れな草賞(4/7・阪神)へ向かう。
水曜のCWコースで1週前追い切りを行い、6F:82.2-67.3-52.9-38.2-23.8-11.8秒を計時。
「前走は大外枠から早めに動く競馬をした分、最後は苦しくなりました。掛かる馬ではないので距離が延びても大丈夫です。勝って賞金を加算してオークス(5/19・東京)ヘ行きたいですね」と斉藤崇調教師。
【川崎記念1週前】動き・時計とも申し分ありません
交流重賞・川崎記念(4/3・川崎)へ向かうセラフィックコール(寺島)が、同じく水曜のCWコースで1週前追い切りを行い、併せ馬で6F:83.7-67.7-52.9-37.3-22.5-11.0秒で先着した。

「後ろから追いかけて余力十分で抜け出しました。動き・時計とも申し分ありません。前走はチークピーシズを着けた効果で前半から行きっぷりが違いました。馬体の張りも良く、前走同様に良い状態で出走できそうです。相手は揃いますが、いい走りをして欲しいですね」と寺島調教師はGI初制覇に期待を寄せる。
鞍上は引き続きムルザバエフ騎手が騎乗する。

【栗東鬼調教】では、栗東トレーニングセンターの調教コースの中でも、メインとなる坂路、CWコースのそれぞれから1頭ずつ注目馬をピックアップ。
今後も、より配当妙味を追求し
「このコンテンツを見なければ買えなかった!」
と言われるような情報をより多くお届けできるよう、情報収集に努めていくつもりだ。
【今週のCWコースNo.1】久々の1200で一発ありそうな動き
3月30日(土)阪神10R 仲春特別
ケイアイオメガ(牡5)
田口貫太騎手・梅田智之厩舎
3/27 栗東CW 不 助手
[6F]78.9-64.2-50.3-36.4-23.2-11.6 一杯
- チェックポイント
- ・2週続けて好時計
- ・今週の78.9-11.6秒は超抜
今年の栗東はとにかく追い日の雨が多く、年明けからの2か月で琵琶湖の水位が50cm上昇したくらい。
今週の水曜は、コース、坂路共に時計が掛かっていた。
その中で目を引いたのが、テンから14秒台で入り、最後まで止まらずに自己ベストを叩き出したケイアイオメガ。
2走前の3着で復調気配を見せていたが、やはりマイルではラストで失速してしまう。そういう意味では今回の距離短縮は歓迎だろう。
先週の81.3-11.3秒もなかなかの好時計だが、今週の78.9-11.6秒は超抜。
久々の1200で一発ありそうな動きを見せている。
【今週の坂路No.1】実戦を使った効果で機動力UP!
3月30日(土)阪神5R 3歳1勝クラス
ガウラスパーク(牡3)
池添謙一騎手・高柳大輔厩舎
3/27 栗東坂路 不 助手
[4F]51.8-37.4-24.3-12.3 一杯
- チェックポイント
- ・坂路、コースで自己ベスト
- ・今週は3勝クラスに先着
今週の坂路No.1は、実戦を使った効果が追い切りの動きにも出ているガウラスパーク。
530キロを超える大型馬で初戦は体にまだ余裕があったが、初戦は早め先頭から押し切る完勝。
元々、使って良くなるタイプだろうと思っていたが、この中間は、坂路、コースでいずれも自己ベストをマークしている。
古馬OPと併せた先週のCW、3勝クラスに先着した今週の坂路と内容も濃く、より機動力が上った印象。これなら昇級でも通用しそうだ。