【栗東鬼調教】3連勝が期待できる調教内容
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どうも、栗東の調教担当・松崎だ。
今月の3日に行われたJBCクラシックで3着に敗れたテーオーケインズ(高柳大)。
この後はチャンピオンズC(12/3・中京)で巻き返しを誓う。
レースの2日後の5日に放牧へ出して14日に帰厩。友道助手「短い期間でしたが放牧でリフレッシュしました。軽い走りをする馬ですので、前走に関しては砂を入れ替えたことが結果的に良くなかったように思います」と分析。
「2年前にこのレースを勝っていますし、パサパサの馬場より脚抜きが良く軽いダートで競馬がしたいですね」と同レース2度目のVに期待を込めていた。
【ジャパンC1週前】ここでも良い走りを期待しています
史上7頭目の牝馬三冠馬に輝いたリバティアイランド(中内田)がジャパンC(11/26・東京)へ向けて、16日のCWコースで1週前追い切りを行った。
テンはゆっくりと入り、6F:86.8-71.3-55.7-39.5-24.4-12.0秒をマーク。
「予定通りです。少し気の入っているところはありますが、そのあたりを上手く調整していければと思っています。今回は古馬の一線級が相手となりますが、ここでも良い走りを期待しています」と福永助手。
GI5連勝中のイクイノックスを始め豪華な顔ぶれが揃うここで、どんなレースを見せてくれるのか注目の一戦。
【栗東鬼調教】では、栗東トレーニングセンターの調教コースの中でも、メインとなる坂路、CWコースのそれぞれから1頭ずつ注目馬をピックアップ。
今後も、より配当妙味を追求し
「このコンテンツを見なければ買えなかった!」
と言われるような情報をより多くお届けできるよう、情報収集に努めていくつもりだ。
【今週のCWコースNo.1】休養明けから力を発揮
11月18日(土)京都8R 3歳以上2勝クラス
アルジーヌ(牝3)
川田将雅騎手・中内田充正厩舎
11/15 栗東CW 良 助手
[6F]83.0-68.0-53.1-37.4-23.1-11.3 馬なり
- チェックポイント
- ・1週前に自己ベスト
- ・乗り込み量も豊富
今週のCWコースNo.1は、仕切り直しの一戦となるアルジーヌ。
前走後は、放牧を挟んで秋華賞トライアル(紫苑SorローズS)へ向かう予定だったが、放牧先のチャンピオンズヒルズで右前に張りが認められたためトライアルを自重。
函館では「秋はGのつくところに使いたい」と厩舎や西村騎手が話していた期待馬だけに大事を取ったのだろう。
先月20日に帰厩後は、坂路とCWで乗り込み、1週前のCWで6F:81.2-11.4秒の自己ベストをマーク。
放牧先で無理をさせなかったことで、状態は順調に上がってきている印象だ。
今週も終いを伸ばす調教で、ラストは馬なりで11.3秒。しっかりと動けており、ここまでの乗り込み本数を考えても休み明けから力を発揮できるはずだ。
【今週の坂路No.1】3連勝が期待できる調教内容
11月18日(土)福島10R 西郷特別
アイファーシアトル(牝3)
藤懸貴志騎手・鮫島一歩厩舎
11/15 栗東坂路 良 藤懸
[4F]51.6-37.6-24.2-12.1 馬なり
- チェックポイント
- ・金曜の坂路でも好時計
- ・最終追い切りでも楽に51.6秒
今週の坂路No.1は、前走を勝ってますます快調なアイファーシアトル。
勝ち上がるまでに3戦を要したが、 内の馬に外に張られたり、ダッシュがつかずに砂をモロかぶりの展開だったりと、陣営としては敗因が明確で、「すんなりとポジションを取って自分の競馬さえできれば結果は自ずとついてくると思っていた」と、未勝利勝ちは“順当勝ち”だったようだ。
また「右回りで直線も平坦なら最後までスピードは持続させられる」とのことで、好走条件に合致する前走の京都でも連勝。
中3週と間隔が詰まる今回は、先週金曜の坂路で4F52.1-36.9-23.5-11.5秒の好時計を叩き出すと、最終追い切りでも楽に4F51.6秒。3連勝が期待できる調教内容だ。