【栗東鬼調教】初戦と比べても明らかに動きは上
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どうも、栗東の調教担当・松崎だ。
今週の冒頭は、21年BCディスタフ(GⅠ)を制覇したマルシュロレーヌや、交流ダート重賞2勝のバーデンヴァイラーを姉兄に持つ良血馬・マルチャレアル(斉藤崇)を紹介。
水曜の坂路でヤマニンサンパ(古馬オープン)と併せ、4F:52.6-38.1-24.7-12.4秒をマークして先着。
斉藤崇調教師は「血統馬らしい良い動きをしますし、能力は感じます」と楽しみな様子だった。
9月24日(日)阪神4Rダート1800mを坂井騎手でデビューを予定している。。
【オールカマー1週前】夏場に1度使った強みもあります
今週は、オールカマーへ出走する2頭の1週前追い切りを取り上げる。
ジェラルディーナ(斉藤崇)は、木曜のCWコースで団野騎手を背に単走で6F:85.2-68.6-52.7-36.9-22.8-11.4秒をマーク。
「終いはしっかりと動けていました。順調に来ていますし、このひと追いで良くなってきそうです」と斉藤崇調教師は動きに合格点を与えた。
「少しズブくなってきたので、昨年のようにいいポジションで運べれば」と連覇に力が入る。
三浦騎手で参戦するマリアエレーナ(吉田)も同じくCWコースで6F:85.6-69.4-54.4-38.6-23.3-11.2秒を計時。
「暑さに強い馬ですし、体調は良さそうです。こちらは夏場に1度使った強みもあります。力を出し切って欲しいですね」と高島助手は巻き返しに力を込める。
【栗東鬼調教】では、栗東トレーニングセンターの調教コースの中でも、メインとなる坂路、CWコースのそれぞれから1頭ずつ注目馬をピックアップ。
今後も、より配当妙味を追求し
「このコンテンツを見なければ買えなかった!」
と言われるような情報をより多くお届けできるよう、情報収集に努めていくつもりだ。
【今週のCWコースNo.1】今回は巻き返せる動き
9月17日(日)阪神10R 仲秋S
モズゴールドバレル(牝4)
松山弘平騎手・藤岡健一厩舎
9/13 栗東CW 良 助手
[6F]82.5-64.8-49.9-35.8-22.7-11.2 強め
- チェックポイント
- ・素晴らしい加速ラップ
- ・好走パターンの調教
今週のCWコースNo.1は、休養明けをひと叩きし、動きに素軽さが出てきたモズゴールドバレル。
2勝クラスの勝ち時計が翌週の安田記念とコンマ2秒差だったこともあり、3か月ぶりの前走でも2番人気の支持を集めていたが、敗因は追い不足だろう。
これまでの戦績を見ても、最近は休み明けをひと叩きした2走目で好走しており、中2週の今回は3ヶ月空いていた前走時とほぼ同じ乗り込み量。
最終追い切りでも素晴らしい加速ラップで好時計をマークしており、今回は巻き返せる動きと判断する。
【今週の坂路No.1】初戦と比べても明らかに動きは上
9月16日(土)阪神7R 3歳以上1勝クラス
ダイリュウホマレ(牝3)
松山弘平騎手・橋口慎介厩舎
9/13 栗東坂路 良 助手
[4F]51.4-37.8-24.5-12.0 馬なり
- チェックポイント
- ・自己ベストを1秒以上短縮
- ・1か月以上に渡る乗り込み
今週の坂路No.1は、この中間、自己ベストを大きく更新したダイリュウホマレ。
「時計が示す通りですね。終いも最後までしっかり動けているし、初戦から動けるタイプと見ています」と陣営が手応えを感じていた前走時も坂路で52秒フラットをマーク。
今回は約5か月ぶりの実戦となるが、1か月以上に渡って乗り込まれており、2週前の坂路で自己ベストを1秒以上短縮する4F:50.7秒を叩き出すと、先週のCWでは6F:80.1秒をマーク。
今週の坂路でも馬なりで好時計と、初戦と比べても明らかに動きは上。いきなりから注目の1頭だ。