【シン・極秘リポート】今年の成績が低迷しているが……反動からの反撃は十分!?
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預託馬は集まっている
2021年、2022年と20勝を超えて好調だった武藤厩舎だが、今年障害での1勝を入れて7勝と数字が伸びてこない。
3歳世代、4歳世代は勝ち上がり率が高く、勝負になりそうな馬も少なくなかったが、大方、下のクラスを勝ち上がり、頭打ち傾向になりつつある馬が出始めた。
つまり、反動が出始めたのだ。
某厩舎関係者 そうなると2歳世代が重要となるんだけど、デビューした3頭が勝てていない。待機している馬もデビューさせていくんだけど、なかなか馬の入れ替えが進んでいない
また、子息の武藤雅騎手も減量が取れて失速している。某エージェント 不思議なもので、勢いのあるときは人気がない馬でも勝たせたりするんですけど、1度勝ち星に見放されると、とたんに勝てる馬でも取りこぼしてしまうんですよね
某エージェント 武藤調教師は息子が馬集めに苦戦していることは分かっているので、厩舎の馬に乗せようとする。しかし、それが裏目に出てしまうことも
その代表例がモリアーナだ。
昨年は新馬、コスモス賞を武藤騎手で連勝するも、その後に賞金加算できず桜花賞出走を逃し、ニュージーランドTに回ったが4着に終わってしまった。
某エージェント 戦ってきたメンバーを考えると、どこか勝ちたかったですよね。騎手本人に大きなミスもないということで、乗り替わりの決断は遅れてしまいましたが……
某エージェント 厩舎の看板馬になる可能性がある馬だったから、もっとシビアに乗り替わりを決断しておいてもよかったかもしれません
しかし、調教師本人は明るい性格で、どの馬主にも好かれており預託馬は集まっている。ひと桁勝利だったのは開業初年度のみで、20勝以上を挙げた年が4回ほどあり、関東の騎手出身では健闘している部類の厩舎だ。
某厩舎関係者 個人もクラブの馬もそれなりにいる。マイネル系はタケシやミルコが騎乗してくることも少なくないから、そういった馬たちには注目しておいた方がいいと思うよ
今は苦しい時期かもしれないが、いつ反撃があってもいい厩舎だけにマークは必要だろう。【日札幌6R】ラストに好条件が揃った!
9月3日(日)札幌6R 3歳以上1勝クラス
サウザンサニー(牡3)
横山武史騎手・岩戸孝樹厩舎
武藤調教師はJRA現役最年長の柴田善臣騎手と同じ競馬学校1期生。
今週は同期の調教師の岩戸孝樹厩舎のサウザンサニーに熱視線。
4走前のファルコンSで3着と現級上位は明白だけに、自己条件に戻った3戦は不満足な結果に。
厩舎関係者 3走前は距離が長かった。ココ2走りはどっちも他馬に邪魔されているからね。それで2、3着だからやっぱり力はある
厩舎関係者 時計が掛かる馬場がベストだし、先週の競馬を見てても直線で馬群がバラける最終週は合っている
今回は鞍上に初コンビの横山武史騎手を迎える。丹内騎手からの乗替りだが同じライン(エージェント)であり、3年連続札幌リーディングトップの座を確固たるものするための差配だろう。

本人も先週金曜日(8/25)、今週の最終追い切り(8/30)に跨ってしっかりコンタクトを取っている。
好条件が揃い臨戦態勢はほぼ万全、今度こそ勝ち上がりを決めたい。
