【新潟記念2023予想】波乱を演出するパターンは決まっている!?データ班が推す激走候補を公開中!
local_offer競馬HOTLINE
【新潟記念】重賞攻略ガイド
【平井雄二のレース展望】
夏と秋が交差する時期だから荒れる!
ただし、近年はサマーシリーズ以外の理由でココへ参戦するケースが珍しくなくなった。
その最たる存在が3歳馬だ。
2016年を除き2015年から毎年3歳馬が出走しているが、参戦理由はサマーシリーズとは無関係。
中でも目立つのがノーザンF生産馬、2018年にブランストワンピースが勝利しており、去年もフェーングロッテンが3着と好走。2頭とも菊花賞に向かったように、3歳有力馬の秋緒戦の選択肢となっている。
有力馬を多数抱えるノーザンFでは“使い分け”が当たり前、夏競馬最終週に行われる新潟記念は、世代問わず秋競馬に向けたステップレースとして重視しているのだ。
6年連続ノーザンF生産馬が馬券に絡んでいる結果からしても、馬券的に無視できぬ存在であることは言うまでもない。
サマーシリーズの思惑と秋競馬に向けた思惑が交差する新潟記念は、ハンデ戦ということも相まって必然的に荒れ模様、世間では大いに頭を悩ます波乱重賞となっている。
一方、シンクタンクはラジオNIKKEI賞、七夕賞、函館記念、中京記念と今夏も荒れるハンデ重賞でしっかり的中をお届けしている。
1994年の創業以来、元JRA騎手、調教師などの大物OBや馬主、生産者などの大物関係者などが情報ルートとして在籍し業界最高峰の情報網を構築し、トレセン内外の馬券に繋がる“本物の関係者情報”を入手。
馬券攻略の助けとなるヒントを調教、データ、血統などジャンルに特化したプロ達が見出し、それらが融合し精度の高い【最終結論】を導き出しているからこそ、波乱重賞であろうと確かな結果を残すことができている。
今週は土曜日に昨年3連単2万6540円的中の札幌2歳S、日曜日は小倉2歳Sも行われる。
夏競馬のラストを締め括る3重賞も、我々重賞メイン特捜部の情報力にご注目いただきたい。
特別登録メンバー
イクスプロージョン
インプレス
イーサンパンサー
グランオフィシエ
サウンドウォリアー
サトノルークス
サリエラ
ノッキングポイント
バラジ
ファユエン
ブラヴァス
プラダリア
フラーズダルム
マイネルウィルトス
ユーキャンスマイル
枠順確定
枠 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 調教師 |
---|---|---|---|---|---|
1 | サリエラ | 牝4 | 55.5 | ルメー | (美)国枝栄 |
2 | グランオフィシエ | 牡5 | 57 | 菱田裕 | (美)久保田 |
3 | ノッキングポイント | 牡3 | 54 | 北村宏 | (美)木村哲 |
4 | サトノルークス | 牡7 | 55 | 永野猛 | (栗)池江泰 |
5 | イクスプロージョン | 牡5 | 57 | 戸崎圭 | (栗)杉山晴 |
6 | ブラヴァス | 牡7 | 57 | 内田博 | (栗)友道康 |
7 | フラーズダルム | 牝5 | 53 | 松岡正 | (栗)松永昌 |
8 | インプレス | 牡4 | 56 | 菅原明 | (栗)佐々木 |
9 | ユーキャンスマイル | 牡8 | 58 | 石橋脩 | (栗)友道康 |
10 | ファユエン | 牝5 | 53 | 木幡巧 | (美)勢司和 |
11 | バラジ | 牡4 | 56 | 三浦皇 | (美)鹿戸雄 |
12 | イーサンパンサー | 牡7 | 52 | 小林美 | (美)中野栄 |
13 | プラダリア | 牡4 | 57 | 池添謙 | (栗)池添学 |
14 | マイネルウィルトス | 牡7 | 57 | M.デム | (栗)宮徹 |
過去10年の枠番別成績
枠 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1枠 | 2-0-0-16 | 11.1% | 11.1% | 11.1% |
2枠 | 1-0-1-16 | 5.6% | 5.6% | 11.1% |
3枠 | 2-3-1-13 | 10.5% | 26.3% | 31.6% |
4枠 | 1-1-2-16 | 5.0% | 10.0% | 20.0% |
5枠 | 0-0-1-19 | 0.0% | 0.0% | 5.0% |
6枠 | 0-2-1-17 | 0.0% | 10.0% | 15.0% |
7枠 | 1-1-2-22 | 3.8% | 7.7% | 15.4% |
8枠 | 3-3-2-20 | 10.7% | 21.4% | 28.6% |
【データ班・三崎がズバッと推奨01】
近年の傾向に変化!?勢い確かな好走パターン
こんにちは!重賞メイン特捜部・データ班の三崎です。
先週の新潟2歳S(GⅢ)では、推奨していたクリーンエア(4番人気)が中団からしっかりと伸びて3着。他が苦戦していたところを見ると大健闘と言えるでしょう。
夏競馬もいよいよ最終週。データ攻略の対象レースは新潟記念(GⅢ)。ビシッと仕留めて締めくくりたいところです。
まずは過去10年の上位馬人気。本命党、穴党、どちら向きのレースなのか。傾向を確かめていきましょう。
人気 | 1着 | 2着 | 3着 | 3連単 |
---|---|---|---|---|
22年(良) | 10 | 9 | 3 | 709,120円 |
21年(良) | 12 | 3 | 2 | 264,560円 |
20年(良) | 2 | 3 | 5 | 32,940円 |
19年(良) | 2 | 6 | 8 | 105,090円 |
18年(良) | 1 | 6 | 13 | 57,170円 |
17年(良) | 6 | 1 | 12 | 132,650円 |
16年(良) | 2 | 1 | 9 | 59,970円 |
15年(稍) | 6 | 9 | 13 | 384,550円 |
14年(良) | 1 | 5 | 3 | 28,290円 |
13年(稍) | 10 | 8 | 7 | 558,010円 |
1番人気は現在4連敗中で【2-2-0-6】と不振。2桁人気が【3-0-3-73】と計6頭も激走しています。3連単の配当を見ても分かるように波乱傾向の一戦です。
22年5着ヒートオンビート
21年13着ザダル
20年10着ワーケア
19年10着レイエンダ
18年1着ブラストワンピース
17年2着アストラエンブレム
16年2着アルバートドック
15年16着ミュゼスルタン
14年1着マーティンボロ
13年5着ニューダイナスティ
惨敗も目立ちます。エプソムC(GⅢ)を勝って臨んだレイエンダとザダル。日本ダービー(GⅠ)8着から仕切り直しを図ったワーケア。七夕賞(GⅢ)2着からシリーズ優勝を目指したヒートオンビート。一筋縄では行きませんね。
22年1着カラテ (10人気)
21年1着マイネルファンロン(12人気)
18年3着ショウナンバッハ (13人気)
17年3着カフジプリンス (12人気)
15年3着ファントムライト (13人気)
13年1着コスモネモシン (10人気)
近年だとカラテは前走安田記念(GⅠ)で16着大敗後、且つトップハンデ、マイラーのイメージも強く低評価でしたが、2着に0秒3差の完勝。マイネルファンロンは小回りコースでの先行押し切り型から一変、出負けして後方待機からの大外一気で重賞初勝利。
道中のポジションや直線での進路が明暗を分ける難解なレースです。当日の馬場傾向、更にはジョッキーの判断次第なところもあります。
なお、過去10年のトップハンデは【1-2-0-14】勝率5.9%・連対率17.6%と決して良いとは言えない数字。21年2着トーセンスーリヤ(57.5キロ)、22年1着カラテ(57.5キロ)と2年連続連対中ではありますが。
今年の対象馬は58キロのユーキャンスマイル。1勝2着1回の好相性レースで再び好走となるでしょうか?
前走GⅠ組の成績に変化が!?
今回は、前走クラス別成績に注目します。過去10年を前半(2013~2017年)と後半(2018~2022年)に分けて比較してみます。
まずは前半(2013~2017年)。
前走クラス | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
G1 | 0-0-0-5 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
G2 | 0-0-0-2 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
G3 | 4-4-4-46 | 6.9% | 13.8% | 20.7% |
OP | 0-0-1-6 | 0.0% | 0.0% | 14.3% |
3勝 | 1-1-0-10 | 8.3% | 16.7% | 16.7% |
前半(2013~2017年)では前走GⅢ組が中心。小倉記念組が【3-1-2-12】を筆頭に夏の中距離重賞が並んでいます。そこに3勝クラスやオープン特別組が割り込んでくる構図でした。
続いて後半(2018~2022年)。
前走クラス | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
G1 | 3-2-0-10 | 20.0% | 33.3% | 33.3% |
G2 | 0-0-0-6 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
G3 | 2-2-3-31 | 5.3% | 10.5% | 18.4% |
L | 0-0-0-2 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
OP | 0-0-1-7 | 0.0% | 0.0% | 12.5% |
3勝 | 0-1-1-13 | 0.0% | 6.7% | 13.3% |
後半(2018~2022年)でも最も馬券に絡んでいるのは前走GⅢ組ですが、様子が変わっていることが分かります。
前走GⅠ組が前半【0-0-0-5】から後半【3-2-0-10】と台頭しています。
前走がGⅠでサマー2000シリーズの最終戦である新潟記念に出走するということは、当然、シリーズ優勝は不可能。
秋のGⅠを見据えていたり、得意条件で賞金加算を狙ったり、夏のメンバーならチャンスありと判断したりなど、他の夏重賞とは異なる参戦理由が読み解けます。
22年1着カラテ (10人気)
22年2着ユーキャンスマイル(9人気)
19年1着ユーキャンスマイル(2人気)
18年1着ブラストワンピース(1人気)
18年2着メートルダール (6人気)
3歳馬ブラストワンピースがこのパターンの先駆けとなっています。ダービー5着→新潟記念1着→菊花賞4着→有馬記念1着。余裕のあるローテーションで下半期の3戦を戦っていきました。
2018年の有馬記念といえば、◎レイデオロ-○ブラストワンピース-△シュヴァルグランで馬連940円・3連複4910円・3連単2万5340円の完全的中をお届けしています。
プラダリア(牡4)
池添謙一騎手・池添学厩舎
前走GⅠ組の好走馬は、いずれも戦前の時点で重賞タイトルを獲得していました。
今回の前走GⅠ組はダービー組のノッキングポイントと宝塚記念組のプラダリア。3歳時に青葉賞(GⅡ)を制しているプラダリアを推奨します。
以降は中長距離路線の王道レースを戦ってきました。
馬券圏内に好走した日経新春杯(GⅡ)。稍重馬場でも1000m通過62秒1はスロー。プラダリアは外枠から道中はずっと馬群の大外を追走。[5-5-8-10]という通過順位を見ても分かるように、内の馬たち遅れながらの直線勝負。
当然、馬場のいいところを走れるメリットもありました。ただ、直線入り口で4番手にいたヴェルトライゼンデ、2番手にいたキングオブドラゴンと比べてば苦しい位置取りで、それで上がり最速の3着なら評価できます。
京都記念(GⅡ)では自ら前を取りに行く立ち回りの上手さを生かして3着。中団で溜めていた2頭にやられてしまいましたが、ドウデュースや大阪杯と天皇賞で掲示板に載るマテンロウレオが相手でした。
前走の宝塚記念(GⅠ)は勝負所で外を回ってきた馬たちが上位争い。こちらは終始内目で直線でも内を突く形でしたが、そこから唯一伸びてきて3着争いの見せ場を作るくらいまで食い込んできました。
今回は、高いポテンシャルを秘める2頭もいますが、全体的に相手関係が楽になります。
1番人気がコロッと負けてしまうようなタフなレースですから、GⅠ級のメンバーに揉まれてきた経験や持ち味の渋太さで優位に立てると見ました。
【データ班・三崎がズバッと推奨02】
ここで激走するために求められる能力とは!?
今回は、過去5年で馬券になった伏兵馬(5番人気以下)を分析して、激走候補を見つけ出していきます。
過去5年で5番人気以下は【2-3-3-56】。馬券圏内15頭中8頭と半数以上を占める存在です。
22年1着カラテ (10人気)
22年2着ユーキャンスマイル(9人気)
21年1着マイネルファンロン(12人気)
20年3着サンレイポケット (5人気)
19年2着ジナンボー (6人気)
19年3着カデナ (8人気)
18年2着メートルダール (6人気)
18年3着ショウナンバッハ (13人気)
伏兵馬たちの好走パターンを見ていくと…。上がり3ハロンの順位別成績に注目してみます。
上がり3F | 着別度数 |
---|---|
1位 | 1-1-1-0 |
2位 | 1-1-0-0 |
3位 | 0-0-2-0 |
4位 | 0-1-0-0 |
舞台は直線距離が国内最長の新潟芝2000m。直線距離は659mで残り3ハロン(600m)が丸々直線です。速いスピードで走ることになる区間が長く、速い上がりを使える馬にチャンスがあります。
しかも、実績や能力の比較で格下扱いを受けていても、直線勝負に徹することで巻き返す可能なレースと言えます。
人気馬の場合は、「勝ちに行かないといけない」「脚を余すわけにはいかない」という発想のもと、道中の位置取りや動き出しのタイミングが前掛かりになりがちです。そんな有力馬たちが最後の最後で苦しくなったところを「終いに懸けるだけ」の伏兵馬がズバッと差し切るイメージです。
直線が長いコースでの好走実績は強み
続いて、5番人気以下で馬券になった8頭を対象に、同年・前年で3着以内があるコースをまとめてみました。かなり細いところを突いていくことになりますが…。
東京芝2000m 2頭
東京芝1600m 2頭
中京芝2000m 2頭
新潟芝2000m 2頭
中山芝1800m 2頭
函館芝1800m 2頭
該当馬が2頭以上いたのがこちらのコース。
東京、中京、新潟外回りと直線距離の長いコースで好走している馬が多く含まれていました。
距離も1600~2000mが多く、長めの距離よりも2000m以下のスピード勝負にも対応できる方が望ましいです。
流れに乗って脚を溜めて、直線勝負に専念できるタイプに激走チャンスが巡ってくるわけですね。
イクスプロージョン(牡5)
戸崎圭太騎手・杉山晴紀厩舎
キャリアのほとんどが左回りコース。意識的に直線の長いコースを使われ、確かな実績を残してきたイクスプロージョンを推奨します。
2022年以降、中京芝2000mで1着(上がり1位)、新潟芝1800mで1着(上がり3位)、新潟芝2000mの新潟大賞典(GⅢ)で3着(上がり3位)と、歴代激走馬との共通点があります。
同コースでの新潟大賞典は、不良馬場での一戦。馬場を苦にせず前々で押し切った2頭には敵いませんでしたが、こちらも後方から唯一伸びてきて3着と重賞級の力は示しています。
前走の函館記念(GⅢ)は、最内枠が災いしてスムーズさを欠いていたため度外視。
馬柱を見た時に、昨年の新潟記念で12着という結果が引っ掛かるかもしれません。当時は戦前からテンションが高く、レース序盤にも行きたがる面を見せていて途中でガス欠。直線勝負どころではありませんでした。
そんな不安を抱えているため、なかなか噛み合う機会がありませんが、得意の条件であれば一発の可能性を秘めている1頭であることは戦歴からも明らかです。
新コンビを組む戸崎騎手は、今開催の新潟で【6-2-4-13】複勝率48.0%。関屋記念(GⅢ)ではアヴェラーレを勝利に導くなど、この夏もしっかり乗れている騎手の一人。的確なレース運びにも期待したいところです。
★現在、競馬総合情報社シンクタンクを初めてご利用いただく方への特別キャンペーンを実施中!
平井雄二元調教師率いる
重賞メイン特捜部が教える
『馬券候補はこの5頭!』
これが競馬ファンの新たな予想ツール!
今週の対象レースは
新潟記念(GⅢ)
小倉2歳S(GⅢ)
※次週以降も注目重賞の馬券候補5頭を無料で教えます!