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【キーンランドC2023予想】北海道シリーズ絶好調!調教班・富田が荒れ馬場の札幌で浮上する調教特注馬をキャッチ!

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【キーンランドC2023予想】北海道シリーズ絶好調!調教班・富田が荒れ馬場の札幌で浮上する調教特注馬をキャッチ!

こんにちは!
重賞メイン特捜部調教班・富田です。

先週の札幌記念では、動画限定の調教特注馬として挙げたソーヴァリアントが4番人気3着に好走!

調教班・富田 中山記念9着→鳴尾記念12着と大敗が続いており、世間では「終わった」というムードも漂っていましたが、今回は調教内容に見えた変化から「ココでの復活が濃厚」と言える根拠が揃っていた1戦でした!

そして、まもなく秋のGⅠシリーズがスタート。

今回取り上げるキーンランドCも、スプリンターズSの重要な前哨戦の一つとして知られていますが、この先の9月競馬はGⅠ前哨戦が多くなっていき、GⅠ級の有力馬たちが続々と始動を迎えることになります。

GⅠ前哨戦では、各馬の力量比較と共に、レースへ向けた各馬の本気度を調教の動きから見抜くことが非常に重要になっていきます。

今年も調教特注馬が馬券圏内に多数好走!

的中実績

調教班・富田 今春のGⅠシリーズでも、高松宮記念のトゥラヴェスーラ(13番人気3着)、桜花賞のコナコースト(6番人気2着)など、人気を問わず調教特注馬が馬券になっています。

調教班・富田また、この先もとっておきの調教特注馬を掴んだ際には競馬総合情報社シンクタンクのYouTubeチャンネルにてお届けする予定です。チャンネル登録を済ませた上で、こちらも是非楽しみにお待ち頂ければと思います!


【キーンランドCのチェックポイント】
北海道ラスト1Fの時計&調教の騎乗者に要注目!

今週はキーンランドC(GⅢ)の好走調教パターンを

・最終追い切りの調教コース(最終追い切り)
・中間に使用した調教コース(中間)

の2点から紐解いていきます。

実は、今年の北海道シリーズの重賞競走では、調教特注馬として紹介した3頭(ルビーカサブランカ、コスタボニータ、ソーヴァリアント)が全て馬券圏内に好走

北海道シリーズは、東西トレセンではなく函館&札幌の両競馬場に滞在して調整が進められる年間唯一の開催です。

その特殊性があるからこそ、私自身、各陣営の仕上げの意図を見極めることに自信を持っている開催でもあります。

このキーンランドCも、会員様の馬券的中に貢献できるように入念な調教分析を行って来ましたので、是非ご参考になさって下さい。

まずは、近5年の最終追い切りの傾向を紹介させて頂きます。

キーンランドCの最終追い切りコース
(2018年~2022年)

札幌芝 1着2回 2着4回 3着2回
函館W 1着2回 2着0回 3着1回
函館芝 1着1回 2着0回 3着1回
札幌ダ 1着0回 2着1回 3着1回

近5年のキーンランドCで、最も馬券になっている最終追い切りコースは札幌芝コースで、馬券になった15頭中8頭が該当

札幌は道中がほぼ平坦で、スプリント戦となれば、坂路や裏函で鍛えられた登坂能力よりも、実戦と同じ芝コースでスピードを鍛えることが重要となることを示しています。

キーンランドCの
調教チェックポイント
好走のポイントはこの2つ!
ラスト1F12秒0以内
1週前&最終追い切り騎手騎乗

そして、調教の中身で注目したいのが、ラスト1Fの時計調教の騎乗者です。

最終追い切り札幌芝コースで馬券になった8頭中6頭がラスト1F12秒0以内の速いラップを計時。

また、上記8頭から、中1週のローテーションで馬券になった2頭を除いた6頭中4頭が最終追い切り、1週前追い切りで共に騎手が騎乗していた共通点がありました。

体重が軽い騎手が騎乗することで、最後まで末脚を伸ばし、より実戦に近いスピードを引き出す調教が、キーンランドCの好走に直結する調教パターンとなっています。

【調教班・富田の特注馬】
夏競馬も特注馬が絶好調!“荒れ馬場”で浮上するのはこの調教パターンだ!

改めて、キーンランドCの好走調教パターンをまとめると

・最終追い切り:札幌芝コース
(ラスト1F12秒0以内)

・1週前&最終追い切り騎手騎乗

となります。

今年の出走馬の中で、上記の好走調教パターンに該当するのはキミワクイーン、トウシンマカオ、ゾンニッヒの3頭。

最終追い切りで猛時計を計時したトウシンマカオの走りも気になるところですが、今回は馬場悪化を見込んでゾンニッヒを調教特注馬に挙げたいと思います!

ゾンニッヒ
調教班・富田の特注馬

ゾンニッヒ(牡5)
武豊騎手・池江泰寿厩舎

8/24(木) 札幌芝 良 荻野琢
[5F]63.6-49.5-35.8-11.7 G前仕掛け

当馬を調教特注馬に選出したポイントは、1週前追い切りが函館Wコースで行われたこと。

先週、札幌記念の好走調教パターンでも「重賞のタフなペースになると、函館Wコースで鍛えられた心肺機能が重要になる」とお話した通り、洋芝の札幌は、馬場が悪化すると一転してタフさが求められる傾向にあります。

当馬は、1週前に函館Wコースで一杯に追われた上で、札幌芝コースの最終追い切りでもラスト1F11秒7の速いラップを計時。

先週の馬場悪化、レース当日の雨予報で、荒れ馬場となることが予想される今年のキーンランドCの状況に最も合致する調教内容を消化してきたと捉えています。

初の芝1200m戦となった前走は、前残りのスローペースの中、外々を回りながら後続に2馬身差をつける完勝。

武豊騎手も「一瞬の脚があるので、洋芝の1200mは合っている」と話していたように、スプリント戦ではまだまだ出世が期待できそうな1頭です。

また、当馬はスプリンターズS出走に向けても、賞金加算が必要な立場であることも重要なポイントの一つ。ココは後先を考えずに渾身の仕上げで臨む1戦と見ています。

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