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【安田記念2023予想】2週続けて素晴らしい動き!波乱必至の1戦で配当妙味抜群の特注馬とは!?

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【安田記念2023予想】2週続けて素晴らしい動き!波乱必至の1戦で配当妙味抜群の特注馬とは!?

こんにちは!
重賞メイン特捜部調教班・富田です!

先週の日本ダービーで調教特注馬として挙げたシャザーンは9着という結果に。

たくさんの方に動画をご覧頂いたこともあり、馬券的中に貢献できなかったこと、とても悔しく感じています。

今年の日本ダービーは32年ぶりに関東馬が1~3着を独占する結果。

先行が予想されたドゥラエレーデがスタート直後に落馬した影響もあり、レースは極端なスローペースで推移。最終追い切り栗東坂路が優勢だったこれまでのダービーとは、全く違う傾向の結果となってしまいました。

シャザーンは終始空馬に絡まれる形になり、直線ではメンバー中3位の上がり3F33秒2の末脚を発揮しましたが、展開を考えると、ポジションを取れなかったことが致命的な敗因となってしまいました。


調教班・富田今春のGⅠシリーズでは、桜花賞のコナコースト(6番人気2着)、フローラSのゴールデンハインド(7番人気1着)を始め、調教特注馬が好走を遂げ、会員様からも的中報告を多数頂戴しました。

調教班・富田不定期にはなりますが、今後も自信をもってお伝えしたい“とっておきの調教特注馬”が出走する際には、競馬総合情報社シンクタンクのYouTubeチャンネルで公開する予定です。

調教班・富田ここからお届けする調教特注馬では、より一層、皆様に貢献できるよう調教分析に努めて参ります。引き続きご注目頂けると嬉しいです。


【安田記念のチェックポイントその①】
美浦南W優勢も馬場状態には要注意!

本日は安田記念(GⅠ)の好走調教パターンを

・最終追い切りの調教コース(最終追い切り)
・中間に使用した調教コース(中間)

の2点から紐解いていきます。

まずは、近5年の最終追い切りの傾向を紹介させて頂きます。

安田記念の最終追い切りコース
(2018年~2022年)

美浦南W 1着2回 2着4回 3着3回
栗東坂路 1着1回 2着0回 3着1回
美浦南B 1着1回 2着0回 3着0回
連闘 1着1回 2着0回 3着0回
美浦坂路 1着0回 2着1回 3着0回
栗東CW 1着0回 2着0回 3着1回

近5年の安田記念、最も馬券になっている最終追い切りコースは美浦南Wで15頭中9頭が該当。

GⅠとしては珍しく、レース全体を通して関東馬優勢の傾向が出ており、近5年で馬券になった15頭中11頭が関東馬でした。

余談ですが、5月29日~10月2日まで美浦坂路が改修工事の影響で閉鎖となります。

競馬界における西高東低の最大の要因と言われていたのが、坂路施設の差とも言われていただけに、栗東を越える勾配となる改修後の美浦坂路に注目すると共に、坂路閉鎖中の調教分析には細心の注意を払っていきたいと思います。

安田記念の
調教チェックポイント①
GⅠとしては珍しく関東馬優勢!
ただし、台風の影響は要注意!

ただ、近5年のレースはいずれも良馬場で行われ、決着時計1分32秒3以内(ラスト3F34秒3以内)の高速決着だったことも事実。

高速決着のレースに対応する調教として、美浦南Wコースで末脚を伸ばす調教が合致していた印象もあり、レース当日の馬場状態は注視した方がいいでしょう。

ちなみに、不良馬場で行われた14年はジャスタウェイ、グランプリボスと最終追い切り栗東坂路のワンツーでした。

【安田記念のチェックポイントその②】
レース間隔がポイントに!?○○調教馬優勢には必然の理由が!

次に、近5年の中間の調教過程を分析していくと、坂路&トラックの併用調教馬が15頭中6頭で最多という結果に。

安田記念の中間調教過程
(2018年~2022年)

併用 1着3回 2着1回 3着2回
トラックのみ 1着0回 2着3回 3着1回
坂路のみ 1着1回 2着1回 3着1回
連闘 1着1回 2着0回 3着0回

ちなみに、坂路のみの過程で馬券になったのは19年1着&20年3着のインディチャンプ、21年2着のグランアレグリアの2頭。

トラックのみで馬券になったのは21年3着シュネルマイスター、19年3着&20年2着アーモンドアイ、18年2着&19年2着アエロリットの3頭で、坂路のみ、トラックのみで臨んだ馬たちは、いずれも安田記念で複数回馬券になっている共通点があります。

また、20年1着のグランアレグリア、22年2着のシュネルマイスターは、中間併用調教で臨んでおり、坂路のみ、トラックのみで臨んだ時よりもパフォーマンスを上げています

安田記念の
調教チェックポイント②
レース間隔がポイントに!
坂路&トラック併用調教
ジックリ負荷をかける調教が◎

これはレース間隔の問題が大きく、21年2着グランアレグリアは中2週、3着シュネルマイスターは中3週と間隔が詰まっていたことが、中間に併用調教を行えなかった理由と言えます。

つまり、安田記念は間隔が詰まったローテーションで臨むよりも、間隔を空けてトレセンでシッカリと負荷をかけて臨む調教過程が好走のポイントとなります。

ちなみに、今年のシュネルマイスターは、栗東留学で仕上げた前走のマイラーズCから中5週、この中間はトラックのみの調教過程となっており、この調教過程がどう影響するかがポイントになりそうです。

【調教班・富田の特注馬】
2週続けて素晴らしい動き!波乱必至の1戦で配当妙味抜群の特注馬とは!?

ここまでのチェックポイントをまとめると安田記念の好走調教パターン

・最終追い切り:美浦南Wコース
・中間:トラック&坂路併用

となります。

今年の出走馬の中で、好走調教パターンを満たしているのはイルーシヴパンサー、ウインカーネリアン、カフェファラオ、ソングライン、ナランフレグの5頭。

その中でも、このレースを目標にシッカリと間隔を空けて、2週続けて抜群の動きを見せているイルーシヴパンサーを調教特注馬に挙げたいと思います!


調教班・富田の特注馬

イルーシヴパンサー(牡5)
岩田望来騎手・久保田貴士厩舎

5/31(水) 美浦南W 稍重 助手
[6F]80.9-65.5-50.9-36.9-11.5 馬なり余力

今回は中山記念から約3ヶ月ぶりの実戦となりますが、夏場の関屋記念で11着に敗れているように「暑さに弱い馬なので、本番前に消耗させたくなかった」というのが、このローテーションを選択した理由。

間隔が空いた分、坂路と併用しながら入念に乗り込まれて来ました。

2週前に美浦南Wコースで一杯に追われると、岩田望騎手が騎乗した1週前追い切りでは、馬場の外を回りながら6F82秒7-10秒9と抜群のキレ味を披露。

最終追い切りも「先週までで出来ているから、無理しない程度にサッとやった」と軽めの調教内容ながら6F80秒9-11秒5と、2週続けて素晴らしい時計が出たのは、現在の充実ぶりを証明していると言えるでしょう。

昨年の安田記念では1番人気の支持を集めながら8着に敗れてしまいましたが、道中最後方から上がり最速となる3F32秒6の末脚を発揮し、勝ち馬とは0秒2差と内容の濃い競馬

着順にこそムラがあるものの、5歳となった今年はレースぶりに成長がみられるのも注目すべきポイント。

厩舎関係者もともとトモの入りが遅い馬で、これまでは、そのせいで後方からの競馬になってしまっていた。

厩舎関係者年齢を重ねて、トモの入りが良くなってポジションを取れるようになった。

と厩舎サイドも話している通り、ここ2走はこれまでとは違う中団からのレース運びが叶っており、1番人気の支持を集めた昨年よりも成長してきた印象さえ感じさせます。

前走の中山記念は8着に敗れてしまいましたが、直線で前が壁になり、まともに追えない不利があってのもので、脚色を見ても不利がなければ馬券圏内に肉薄していたはず。

GⅠ馬10頭の豪華メンバーが揃った今年は、中山記念、関屋記念の“ワケあり”の大敗で一気に人気を落としそうで、個人的に先週のシャザーンで悔しい思いをした分も含めて、岩田望来騎手の奮起にも期待したいところです!!!!!

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