
【大阪杯2023予想】最強クラス不在で群雄割拠!今年もノーザンF!?それとも…!?
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【大阪杯】重賞攻略ガイド
【平井雄二のレース展望】
有力馬が揃い“混戦ムード”に拍車!
イクイノックス、ドウデュースはドバイへ遠征し、タイトルホルダーは連覇がかかる天皇賞(春)へ向かい、エフフォーリアは引退と、現役最強クラスの名が見られないものの、今年も面白い顔ぶれが揃った。
ここが復帰戦となる昨年の2冠牝馬スターズオンアース、エリザベス女王杯の勝ち馬ジェラルディーナといったGⅠ牝馬に、ヴェルトライゼンデ、ヒシイグアスといった古豪や、ノースブリッジ、ラーグルフなど新興勢力、ダノンザキッドやキラーアビリティとったGⅠ馬など、有力馬は枚挙にいとまがない。
もともと1番人気が4連敗中と波乱含みのレースだが、今年は“混戦ムード”に拍車をかけるメンバー構成と言っていいだろう。
ノーザンFの独占状態に待った!?
やはり古馬中距離GⅠでは注目せねばならぬのはノーザンFの存在だ。
大阪杯がGⅠに昇格した2017年以降、6戦5勝と群を抜いた成績を残しており、9番人気アルアイン(2019年)、8番人気ポタジェ(2022年)と穴馬が勝利した年も、結局はノーザンF生産馬が制しているのだ。
イクイノックス、ドウデュースは不在でも、お得意の“使い分け”で抜かりない態勢で臨んでいる。
今年、その構図に待ったをかける機運が高かったのが同グループの社台Fだ。長年、ノーザンFの後塵を拝していたが、前哨戦の金鯱賞をプログノーシスで制すなど全体的に上げ潮ムードにあることは、事情通の関係者の間では周知の事実。
大阪杯はスターズオンアースを旗頭に駒が揃う予定だったが、ソーヴァリアントの回避など誤算も生じているが果たして……。

“業界最高峰”にお任せあれ!
もともと阪神芝2000mは番狂わせが生じやすい内回り、裏で様々な思惑が巡らされるGⅠともなれば、馬券攻略はそうひと筋縄ではいかぬのは、過去の結果も証明している。
的中を掴むためには、確かな関係者情報と高い分析力が必要となる。
弊社シンクタンクには、ハイセイコーの増沢末夫、マルゼンスキーの中野渡清一といった元騎手、調教師のレジェンドが情報ルートとして在籍し、トレセン内の情報を網羅できるだけの人脈を構築。
今の競馬はトレセン外の情報も重要であり、一般マスコミの取材外となる牧場、外厩、馬主サイドの情報も入手できる大物関係者も情報ルートとして多数在籍しており、競馬界のあらゆる情報が弊社のもとに入って来る。
また、レース、データを分析するプロのスタッフが在籍し、攻略するために長時間をかけて精査している。数分、数時間、数日で調べられるようなレベルではない高度な攻略ファクターを導き出している。
こうした業界最高峰の情報収集分析体制ができあがっているからこそ、1994年の創業以来約30年に渡って多くの関係者支持を受け、会員様からご愛顧を頂戴している。
【最終結論】はレース当日の天候、馬場、馬の状態などを把握した上でお伝えするので、今週もご期待してお待ちいただきたい。
特別登録メンバー
アラタ
ヴェルトライゼンデ
キラーアビリティ
ジェラルディーナ
ジャックドール
スターズオンアース
ダノンザキッド
ノースザワールド
ノースブリッジ
ヒシイグアス
ヒンドゥタイムズ
プログノーシス(回避)
ポタジェ
マテンロウレオ
マリアエレーナ
モズベッロ
ラーグルフ
ワンダフルタウン
【データ班・三崎がズバッと攻略01】
多くの好走データを兼ね備える推奨馬!
こんにちは!データ班の三崎です。
今週は大阪杯(GⅠ)のデータ分析を行っていきます。
2017年にGⅠに昇格して今年で7年目。過去6回のデータを振り返りながら推奨馬を導き出していきます。
東西の力関係は今年も変わらず!?
大阪杯における極端な傾向といえば出走馬の東西所属別成績でしょう。
所属 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
関東馬 | 0-0-1-21 | 0.0% | 0.0% | 4.5% |
関西馬 | 6-6-5-46 | 9.5% | 19.0% | 27.0% |
関東馬は未勝利どころか2020年のダノンキングリー1頭しか馬券になっていません。
1~3番人気に絞って結果を見てみると…
22年9着エフフォーリア (1人気)
21年4着グランアレグリア (2人気)
21年5着サリオス (3人気)
20年3着ダノンキングリー (1人気)
20年7着ブラストワンピース(3人気)
19年6着ブラストワンピース(1人気)
17年6着サトノクラウン (3人気)
見えない壁がありますね…。
過去6年、年間全ての平地GⅠにおいて関西馬が未勝利のレースはゼロ。
対して関東馬はエリザベス女王杯【0-2-0-29】、ホープフルS【0-1-4-32】、大阪杯【0-0-1-21】と3鞍あり、その中でも特に苦戦しているレースです。
※2018年のJBCは除く
この傾向の原因を推察するならば、中距離路線における関西馬の層が分厚い、長距離輸送を考慮した調整内容がタフな阪神芝2000mでの戦いに響いている…辺りでしょうか。
ただ、2021年以降の平地GⅠ成績を見ると、以下のようにかつての“西高東低”のイメージは払しょくされつつあります。
所属 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
関東馬 | 24-20-15-207 | 9.0% | 16.5% | 22.2% |
関西馬 | 26-31-34-469 | 4.6% | 10.2% | 16.3% |
この大阪杯でも変化が起きるのかどうか見ものです。
今年の関東馬はスターズオンアース、ノースブリッジ、ヒシイグアス、ラーグルフ。
前走で連対、最低でも掲示板に載りたい!
続いて前走着順別成績を見ていきます。
前走着順 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1着 | 2-1-4-15 | 9.1% | 13.6% | 31.8% |
2着 | 2-1-2-8 | 15.4% | 23.1% | 38.5% |
3着 | 0-0-0-12 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
4着 | 1-0-0-6 | 14.3% | 14.3% | 14.3% |
5着 | 1-2-0-6 | 11.1% | 33.3% | 33.3% |
6~9着 | 0-2-0-10 | 0.0% | 16.7% | 16.7% |
10着下 | 0-0-0-10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
理想は前走で連対していること。馬券になった18頭中12頭が当てはまります。
その前走連対組をクラス別で見ると海外GⅠ【0-0-0-1】、国内GⅠ【1-0-1-3】、GⅡ【2-2-4-14】、GⅢ【1-0-1-4】という内わけです。
やはり、好走できるかどうかには、直近の充実度や確かな力関係が反映されてきます。着順がいいことに越したことはありません。
6着以下に敗れている場合、巻き返せても2着まで。2桁着順だとかなり厳しいです。
歴代好走馬に共通する重賞コース実績
最後に見ていく項目は、歴代好走馬16頭が戦前までにどの重賞コースで馬券になっていたか。
言い換えると、大阪杯と相性のいい重賞コースです。
1位:東京芝2400m(8頭)
日本ダービー(コントレイル、ダノンキングリー、ワグネリアン、スワーヴリチャード)を筆頭にジャパンC、オークス
2位T:中山芝2000m(7頭)
皐月賞(コントレイル、ダノンキングリー、アルアイン、ペルシアンナイト、キタサンブラック)を筆頭に中山金杯、ホープフルS、弥生賞
2位T:東京芝1800m(7頭)
東スポ杯2歳S(コントレイル、ワグネリアン、スワーヴリチャード)、毎日王冠(ポタジェ、ダノンキングリー、キセキ)を筆頭に共同通信杯、府中牝馬S
以下、阪神芝2000mや阪神芝1600m、中京芝2000mなどが続きます。
「相性のいい重賞コース」という表現をしましたが、これらのレース名を見ていると結局は“中距離路線のトップクラスが集まるレースで好走している”というシンプルな話になります。
この実績、イメージに当てはまる馬を見つけていきましょう。

ヴェルトライゼンデ(牡6)
川田将雅騎手・池江泰寿厩舎
関西馬、前走1着、東京芝2400mの日本ダービーとジャパンCで3着、中山芝2000mのホープフルSで2着があるヴェルトライゼンデを推奨します。
コントレイル世代で常に強敵が立ちはだかりましたが、GⅠの舞台でも上記のように善戦していました。
屈腱炎により長期離脱しながらも復帰戦の鳴尾記念を完勝、同年秋にはジャパンCで僅差の3着、今年初戦の日経新春杯では59キロを背負いながら押し切りと能力の高さを存分に発揮しています。
前哨戦をしっかり勝ち切って余裕たっぷりの臨戦過程というのもいいですね。
近2走は安定して先行できている点も魅力で、タフさが求められる阪神芝2000mでの地力勝負ならそう簡単には止まらないでしょう。馬場不問、初の阪神コースでも不安はありません。
新馬戦以来、久々にコンビを組む川田騎手は中央・地方・海外で絶好調。このコースも昨年以降【9-3-5-6】勝率39.1%・連対率52.2%・73.9%という破格の成績。素直に信頼します。
【データ班・三崎がズバッと攻略02】
力を発揮し切るために欠かせない要素!
【ズバッと攻略01】で紹介した関西馬が優勢と前走連対馬が優勢を押さえつつ、本日の分析を進めていきます。
継続騎乗は何だかんだ頼もしい!
今回、注目するのは騎手が継続騎乗か乗り替わりか。(過去6年)
騎手 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
継続騎乗 | 5-4-4-30 | 11.6% | 20.9% | 30.2% |
乗り替わり | 1-2-2-37 | 2.4% | 7.1% | 11.9% |
こうして比較してみると継続騎乗に分があります。
ここでは前走→今回を見ていますが、乗り替わり組の中でも21年2着モズベッロ(池添騎手)、19年1着アルアイン(北村友騎手)、19年3着ワグネリアン(福永騎手)のように、ここで再コンビを組むパターンであればそこまで不安視する必要はないかもしれません。
やはり、実際のレースにおいてどういう個性の馬なのか、阪神芝2000mでの乗り方や出走メンバーとの力関係などが事前に把握できている利点がこの成績に表れていると言えます。
今回、完全なテン乗りはジェラルディーナ、ダノンザキッド、ノースザワールド、ヒンドゥタイムズ、ポタジェ、マリアエレーナ、モズベッロの7頭。

マテンロウレオ(牡4)
横山典弘騎手・昆貢厩舎
関西馬で前走連対、そして継続騎乗に唯一当てはまるマテンロウレオを推奨します。
きさらぎ賞(GⅢ)で重賞勝利を挙げるも、春のクラシック路線では見せ場なく日本ダービー後には骨折が判明。
復帰戦のアンドロメダS(L)を完勝すると重賞で2→5→2着。中山金杯(GⅢ)では他と比べて重ハンデ&出負け&直線で少し待たされ内外とぶつかりながらも0秒1差5着。後に中山記念(GⅡ)や金鯱賞(GⅡ)で好走する馬と差のない走りを見せました。
現状、阪神と中京に好結果が集中しているタイプで、前走の京都記念(GⅡ)では同世代のダービー馬ドウデュースの2着。力の違いを見せ付けられる結果でしたが、こちらは道中ジッとして実質直線だけの勝負で2着まで伸びてきました。
当時、陣営の感触が「調整は順調に来ているが、水曜日の追い切りがちょっと物足りなかった」という控えめなものだったことを考えれば健闘していますし、そこから上向くことができれば大舞台でもという期待が出てきます。
阪神内回りコースは3戦3連対で横山典騎手も当然手の内に入れている1頭。どのような立ち回りで一発を狙うのかも含めて注目です。
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『馬券候補はこの5頭!』
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先週の高松宮記念(GⅠ)では
大穴馬をビシッと推奨!
【実際に公開した5頭】
①トゥラヴェスーラ (13人気3着)
⑤メイケイエール
⑧ロータスランド
⑭トウシンマカオ
⑮ナムラクレア (2人気2着)
※馬番順
今週の対象レースは
大阪杯(GⅠ)
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