【栗東鬼調教】注目の期待馬!大幅な上積みが見込める調教内容!
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どうも、栗東の調教担当・松崎だ。
先週の鳴門Sでオープン入りを果たしたケイアイロベージ(野中)。
初の1400mだったが、浜中騎手の好騎乗もあり一発回答で結果を残した。
野中調教師は「ゲートや折合いに課題はあるけど、タメれば切れる脚が使えると思っていた」と期待通りの内容に胸を張り、「元々、兄のクインズサターン(武蔵野S2着、根岸S3着)より能力は高いと思っていたのでこれから良くなるはず」と将来性を高く評価。
次走は馬の体調と相談して、中1週でポラリスSもしくは欅S(5/27・東京)を視野に入れているようだ。
【大阪杯1週前】「週末と当該週で整うと思います」
今週は、次週の大阪杯に3頭送り出す斉藤崇厩舎の1週前追い切りを取り上げる。
まずは、昨年のエリザベス女王杯の覇者ジェラルディーナ。
木曜のCWコースで単走で行い、6F81.6-65.6-51.3-36.7-23.4-11.8秒をマーク。
「先週が少し軽かったのでしっかりやりました。これでさらにもう一段階上げていけるでしょう。週末と当週で整うと思います。距離はもっとあっても良いですが、2000mでも十分やれていいですよ」と斉藤崇調教師は順調な仕上げに目を細めていた。
昨年の有馬記念ではスタートで出遅れながらも、牡馬を相手に3着と通用の力を示した。2つ目のGⅠタイトル獲得を目指す。
ヒンドゥタイムズは前走の小倉大賞典で悲願の重賞初制覇飾った。
池添騎手を背に水曜のCWコースで3頭併せを行い、6F80.5-65.0-50.1-35.8-22.8-11.5秒をマーク。
「去勢後は以前の硬さがなくなって安定感が出てきました。動きも良かったですし、体調も申し分ありません。立ち回りの巧さを武器に頑張って欲しいです」と調子は良さそうだ。
キラーアビリティは、ヒンドゥタイムズの約7分後にCWコースで6F81.7-66.7-51.9-37.4-23.7-12.0秒を計時。
「しっかりやって動きも良かったです。前走は折り合って運べていましたが、ハミに頼ったままで、状態が起き上がらず伸びを欠いてしまいました。そのあたりを修正しながら調整をしています。レースで力を出し切ってくれたら」と斉藤崇調教師。
昨年の大阪杯は、単勝1.5倍の支持を集めたエフフォーリアが馬群に沈み、伏兵視されていた8番人気のポタジェが制する大波乱となった。
混戦が予想される今年も、1週前、当週の調教の動きをしっかりチェックしていきたい。
【栗東鬼調教】では、栗東トレーニングセンターの調教コースの中でも、メインとなる坂路、CWコースのそれぞれから1頭ずつ注目馬をピックアップ。
今後も、より配当妙味を追求し
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と言われるような情報をより多くお届けできるよう、情報収集に努めていくつもりだ。
【今週のCWコースNo.1】もう一段階ギアが上がった印象!
3月25日(土)阪神10R 丹波特別
レベレンシア(牡4)
横山典弘騎手・安田翔伍厩舎
3/22 栗東CW 良 岡田祥
[6F]81.1-65.3-50.4-36.1-23.2-11.3 一杯
- チェックポイント
- ・2週続けて加速ラップでフィニッシュ
- ・1週前のラスト1F:11.2は自己最速
今週のCWコースNo.1は、過去の休み明けと比べても動きの良さが目立つレベレンシア。
前週の金曜、当週の水曜にCWで追われるのがこの馬の追い切りパターンだが(※中1週の前走は、速い時計を出したのは当週の坂路のみ)、2か月ぶりだった3走前(22年4月19日)、7か月ぶりだった2走前(22年11月19日)と比べても、ラスト1Fが速く、2本とも加速ラップでフィニッシュ。
以前は「平均ペースで走るから決め手勝負だと分が悪い」と言われていた馬で、ダートにも挑戦したが、決め手勝負になった2走前に自身初の上がり33秒台をマーク。
この2週の調教の動きからもう一段階ギアが上がった印象で、2戦2勝の阪神マイルに替わる今回は、前走以上のパフォーマンスを見せてくれる可能性が大だ。
【今週の坂路No.1】注目の期待馬!大幅な上積みが見込める調教内容!
3月26日(日)阪神9R 四国新聞杯
ゴールドエクリプス(牝4)
藤岡佑介騎手・大久保龍志厩舎
3/22 栗東坂路 良 助手
[4F]51.9-37.3-24.0-11.8 馬なり
- チェックポイント
- ・先週のCWで自己ベストを3秒以上更新
- ・ラスト2F:24.0は自己最速
今週の坂路No.1は、馬なりで楽に好時計を叩き出したゴールドエクリプス。
1週前にCWで出した6F:79.9-65.4-51.1-36.6-23.0-11.2秒も自己ベストを3秒以上更新する好時計。
今週の追い切りを楽しみにしていた1頭だったが、想像の上をいく好調教だった。
元々、約1年前の2月末に既走馬相手のデビュー戦を勝ち上がると、「このあとはオークスに間に合わせたいと思っている。それだけにオークスまではトライアルを含めて負けられない」と陣営が大きな期待を寄せていた馬。
骨折明けの前走を叩き、中間の動きが抜群だった今回は大幅な上積みが見込める。