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【スプリングS2023予想】調教から見えた戦術変更がハマる!?この特注馬の走りに要注目!

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【スプリングS2023予想】調教から見えた戦術変更がハマる!?この特注馬の走りに要注目!

こんにちは!
重賞メイン特捜部調教班・富田です!

いやあ、先週の金鯱賞(GⅡ)…………。ご覧になりましたか?

特注馬として挙げたマリアエレーナの状態の良さには本当に自信を持っていたのですが、まさかまさか。まともに追えないまま終わってしまうとは…………。

松山騎手も「状態はすごく良くて、スタートもしっかりと出てくれたんですが……。最後まで能力を出し切れず申し訳ありません」と平謝りだったとのこと。

調教パターンから、各馬の勝負気配や状態の良さを分析してきた身として、こういう「状態はいいのに力を発揮しきれない」レースはつきものとはいえ、私自身としても流石にモヤモヤする結果だったことは確かです。

調教班特注馬は
直近11週中7週で馬券に!
朝日杯FS:レイべリング 3番人気3着
有馬記念:イクイノックス 1番人気1着
日経新春杯:ヤマニンゼスト 5番人気4着
AJCC:ユーバーレーベン 3番人気3着
根岸S:ギルデッドミラー 2番人気2着
東京新聞杯:ウインカーネリアン 4番人気1着
共同通信杯:タスティエーラ 2番人気4着
フェブラリーS:レッドルゼル 3番人気2着
阪急杯:グレナディアガーズ 1番人気7着
弥生賞:ワンダイレクト 2番人気3着
金鯱賞:マリアエレーナ 2番人気8着

ただ、当コンテンツでお届けしてきた【調教特注馬】は直近11週中7週で馬券圏内に好走。

マリアエレーナも、今回は不運にも能力を出し切れませんでしたが、このメンバーでも通用の能力を持っていることは間違いないと思っています。

この敗戦で人気を落とすようであれば、次走の出走時は改めて注目したいところです。

また、共同通信杯で【調教特注馬】に挙げ「厩舎の2歳馬の中でもモノが違う」「サトノクラウン初年度産駒の最高傑作」との情報をお伝えしていたタスティエーラも、次走で弥生賞を快勝。

当コンテンツでお伝えした【調教特注馬】の馬名や情報は、次回の出走時に向けても注目しておくと、的中のお役に立てることがあると思います。

調教班・富田各馬の調教パターンの中には、馬券的中に繋がる厩舎サイドの勝負気配や、各馬の課題克服、仕上げや育成の意図といったコメントの裏に潜む関係者の思惑が詰まっています。

調教班・富田次週の高松宮記念からはいよいよ春のGⅠシリーズがスタート。そして、フェブラリーSのレッドルゼルように、調教パターンの変更に潜む“特別な裏事情”を入手した際には、その情報精度は非常に高くなることになります。

調教班・富田既に、GⅠに向けた特別な勝負気配も掴んでいますので、次週からは調教分析に一層ご注目頂きたいと思っています!

【スプリングSのチェックポイントその①】
実戦を想定した○○追いに注目!

それでは、本日もスプリングSの好走調教パターンを

・最終追い切りの調教コース(最終追い切り)
・中間に使用した調教コース(中間)

の2点から紐解いていこうと思います!

スプリングSの最終追い切りコース
(2018年~2022年まで)

美浦南W 1着3回 2着1回 3着4回
栗東坂路 1着2回 2着2回 3着0回
栗東CW 1着0回 2着1回 3着1回
美浦坂路 1着0回 2着1回 3着0回

皐月賞へ向けた前哨戦の1つということもあり、クラシックへ向けた切符をかけて東西から有力馬が参戦してくるこのレース。

最も馬券になっているのは最終追い切り:美浦南Wコースで、関東馬で馬券になった9頭中8頭が最終追い切り美浦南Wコースだったという共通点があります。

スプリングSの
調教チェックポイント①
最終追い切り美浦南Wコースが有力!
実戦を想定した6F追いに注目!

レースが行われる中山芝1800mはスタート直後に急坂があり、直線でもう一度急坂に差し掛かる、2度の坂越えを行うことになるコース。

特に、美浦南Wコースの6F追いであれば、坂の勾配こそ違えど、稽古で本番と同じ2度の坂越えを経験することができます。

このレースを迎えるにあたっての予行演習としては最適な調教内容が、美浦南Wコースの6F追いと分析しています。

【スプリングSのチェックポイントその②】
2度の坂越えに備え、ラストの瞬発力を引き出す稽古が重要に!

そして、中間の調教過程についてはバラつきがありますが、最も馬券圏内に好走しているのは坂路&トラック併用での調整という結果に。

スプリングSの中間調教過程
(2018年~2022年まで)

併用 1着2回 2着4回 3着1回
トラックのみ 1着2回 2着0回 3着4回
坂路のみ 1着1回 2着1回 3着0回

スプリングSの
調教チェックポイント②
2度の坂越えに備え
ラストの瞬発力を引き出す!
坂路&トラック併用調教がベスト!

先述の通り、中山芝1800mは2度の坂越えを求められることがポイントの一つ。

レースの最終盤に待ち構える急坂をこなすために、トラックコースで道中の折り合いと持久力を鍛えるだけでなく、坂路で瞬発力を鍛え、最後まで末脚を残しておく稽古を積むことが重要と言えます。

【調教班・富田の特注馬】
調教から見えた戦術変更がハマる!?この特注馬の走りに要注目!

ここまでのチェックポイントをまとめると、スプリングSの好走調教パターン

・最終追い切り:美浦南Wコース(6F追い)
・中間:坂路&トラック併用

となります。

今年の出走馬に照らし合わせるとウィステリアリヴァ、ホウオウビスケッツの2頭が該当。

ここで改めて重要になっていくのが、スプリングSのレース性質になります。

スプリングSの
調教チェックポイント③
前哨戦ならではの特別な性質が!?
ラスト1F最速ラップ
を踏む調教が重要に!

1800mという距離でレースが行われることで、クラシック路線だけでなく、マイル路線からも有力馬が参戦してくるのがスプリングS。

また、スタート直後の急坂を越えると、すぐに1コーナーに差し掛かるコースレイアウトに加えて、距離不安を抱えながら実戦に臨む馬もいることで、前半の入りが慎重になりやすく、特に近3年はいずれも後傾ラップでレースが推移しています。

近3年のスプリングSの前後半ラップの比較

22年:前半5F60.8-後半5F59.6
21年:前半5F62.5-後半5F61.8(重馬場)
20年:前半5F63.2-後半5F59.3

対して、同条件で行われる中山記念では、近5年中3年が前傾ラップで、これはスプリングS特有の傾向と言えるのかもしれません。

このレースの流れに対処するためには、前半は折り合いをつけつつある程度のペースで運び、後半にかけて最速の末脚を発揮するラップ構成となります。

そんな、このレースで好走するために非常に理想的なラップ構成を最終追い切りでマークしたのが、今回の特注馬ホウオウビスケッツです!

画像2
調教班・富田の特注馬

ホウオウビスケッツ(牡3)
横山和生騎手・奥村武厩舎

3/15(水) 美浦南W 良 助手
[6F]83.5-67.4-52.1-37.8-11.2 馬なり

先行争いが激化しづらいレースとお伝えしたばかりではありますが、今年は特に行きたい馬が揃った印象のメンバー構成であることも事実。

ホウオウビスケッツについても近2走は共に逃げの競馬で連勝を飾っていますが、この中間の調教内容をみるに、今回は控える競馬を試すのではないかと推測しています。

実はこの馬、デビュー当初から

ジョッキーサイドクラスが上がると逃げの競馬だけでは厳しくなる。いろいろな戦術を試してみたい。

と言われていた経緯も。

稽古では2週続けて美浦南Wコースの6F追いを消化し、最終追い切りでは馬なりの手応えでラスト1F11秒2と抜群の末脚をマークしています。

絶好調の新コンテンツシン・極秘リポートでも取り上げられていた通り、現在、関東リーディング首位をひた走る奥村武調教師にとって、今週は有力馬が多数スタンバイしている勝負週

当馬に対しても「一戦ごとに馬の成長が大きい。デビューした時は全く切れるタイプに見えなかったけど、今なら切れる脚が使えそう」と好感触を掴んでおり、稽古で見せている充実ぶりから、初重賞でも強気に狙ってみたい1頭です。

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