
【土中山3R】今年好調の○○牧場が送り出す素質馬!ココは勝負の鞍上交代!
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【牧場情報】日本の生産界に新たな転換点が!?
会員の皆様、こんばんは。
本日の競馬HOTLINEは、チームスタリオンの久美が担当します。
先日、羽田盃、東京ダービーの交流GⅠ化に伴う、ダート3冠競走の新設が発表されたばかりでしたが、今週は「全日本的なダート競走の体系整備」として、中央、地方が協力した新たな“改革”が発表されました。
ここでは書ききれないほど多岐に及ぶ内容となっているため、詳しくはJRAの公式リリースをご確認頂ければと思いますが、今後牧場サイドの生産・育成の方針に影響しそうと感じたのが
・さきたま杯のJpnⅠ昇格
・3歳限定交流重賞の拡充
の2点です。
ダート1400mで行われるさきたま杯のJpnⅠ昇格は、これまでJBCスプリント以外に目立った目標が無かったダート短距離馬たちには朗報と言え、この路線に照準を絞った生産をしやすくなったように感じます。
また、ダート3冠競走の新設に伴い、その前哨戦も交流重賞として解放されることが新たに発表となり「使いたくてもレースがない」と嘆く声も大きかった3歳世代のダート馬たちにとって、活躍の場が開かれることになりました。

既に、今年の競走馬市場ではこれまで不遇だったダート血統馬たちの評価が上昇傾向にあります。
中央、地方が一丸となってダート路線が盛り上げていくことで、長らく【芝>ダート】という認識が強かった日本の生産界にも新たな転換点が訪れるかもしれません!
【土中山3R】今年好調の○○牧場が送り出す素質馬!ココは勝負の鞍上交代!
12月3日(土)中山3R 2歳未勝利戦
レッドバレンティア(牡2)
D.レーン騎手・手塚貴久厩舎
今週は、鞍上交代で決めに来た印象が強いレッドバレンティアを大ヤリ馬として挙げたいと思います。
歴史的名馬テイエムオペラオーの生産牧場として知られており、今年はエリザベス女王杯2着のライラックを筆頭に、函館2歳S2着のクリダーム、先週の京都2歳S2着のトップナイフといった活躍馬を輩出するなど、再び存在感を強めつつある杵臼牧場の生産馬。
当馬も、素質馬揃いの手塚貴久厩舎の中で世代上位の期待を集めており、デビュー前から「フィエールマンを褒めなかった福永騎手が褒めてくれたほど。走りますよ」と厩舎サイドが絶賛していたほどでした。
ただ、新馬戦は「鞍上のヘグリもあった」と関係者が振り返ったように、内で詰まるシーンもあって2着。2戦目も前残りの展開に泣かされて4着と、いずれも不完全燃焼の内容となってしまいました。
3戦目となる今回は、満を持してD.レーン騎手にスイッチ。
11月のGⅠシリーズでは、ウインマリリン、セリフォス、ヴェルトライゼンデと、現在GⅠで3週連続で馬券圏内に好走しており、世界的な名手たちが来日する中でも、強力な存在感を示しています。
馬場のキレイな開幕週を狙っての中2週。来年の飛躍を見据えると未勝利では足踏みしていられず、ココは勝ち上がりを決めるための鞍上交代と見ていいでしょう!