
【マイルチャンピオンシップ2022予想】豪華メンバーが揃って大混戦!?的中のカギを握るのはアノ馬だ!
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【マイルチャンピオンシップ】重賞攻略ガイド
【平井雄二のレース展望】
挽回を期すノーザンFの有力馬がズラリ!
長らくGⅠ戦線では“ノーザンファームの1強”であったが、今年は明らかに苦戦している。春の国内GⅠは僅かに4勝で終わってしまったのだ。

挽回を期す今秋はイクイノックスで天皇賞(秋)、スタニングローズで秋華賞などで既に勝利を挙げており反撃態勢。
左回りに拘る安田記念馬ソングラインこそ不在も、マイルCSにはサリオス、シュネルマイスター、ソダシなどGⅠ馬を始めとした有力馬を揃えてきた。
他陣営も虎視眈々!豪華メンバーで混戦!?
ただし、他勢力も決して指を咥えているわけではない。
今年は牝馬2冠を達成したスターズオンアース、菊花賞を制したアスクビクターモアとクラシックではノーザンFを上回る結果を出した社台Fからはファルコニア、ジャスティンカフェといった勢いのある馬が参戦。
また、社台御三家の追分Fからは富士Sを制した実力馬セリフォスを送り出しており、同じグループながら虎視眈々とGⅠ戴冠を狙っている。
無論、非社台グループからも3連勝中のウインカーネリアン、ケイアイFのGⅠ馬ダノンスコーピオンといった有力馬が出走予定。
かなりの豪華メンバーでまさに必見の好レースとなるが、その分、関係者の思惑が張り巡らされることとなり、一般ファンは馬券攻略に頭を悩ませることになる。
的中のカギを握る存在をマーク済み!
一方、我々シンクタンクは全く持って話は別。
元騎手、調教師を筆頭に競馬界のあらゆる分野の大物が情報ルートとして在籍。東西トレセンはもちろん、生産牧場、外厩、馬主といったレースに影響を与える関係者の本音を聞き出せる情報網を長年に渡って築き上げている。
また、レースやデータを長時間かけて分析するプロのスタッフがおり、世間で“混戦”や“難解”と言われるレースでも精度の高い結論を導き出すことができる体制が整っている。
実は既に的中のカギを握る情報馬の存在をマーク済み。より確信度を高めるため、【最終結論】はレース当日(11/20)にメンバー限定公開とさせていただく。
特別登録メンバー
ウインカーネリアン
エアロロノア
サリオス
ジャスティンカフェ
シュネルマイスター
セリフォス
ソウルラッシュ
ソダシ
ダノンザキッド
ダノンスコーピオン
ハッピーアワー
ピースオブエイト
ファルコニア
ベステンダンク
ホウオウアマゾン
マテンロウオリオン
ロータスランド
【データ班・三崎がズバッと攻略01】
臨戦過程と距離実績が重要な一戦!
今週はマイルチャンピオンシップ(GⅠ)です。
同レースを連覇したグランアレグリアがターフを去って以降、確固たる王者不在のマイル路線。今回は新王者の座を掴もうとする豪華メンバーが揃いました。
既に前哨戦で戦っている組み合わせも多いので、ここでは前走レース別成績を確認していきます。(過去5年、今年のメンバーに該当するレースのみ)
前走レース | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
毎日王冠 | 2-1-1-7 | 18.2% | 27.3% | 36.4% |
富士S(G3) | 1-2-0-17 | 5.0% | 15.0% | 15.0% |
スプリンターズS | 1-0-0-2 | 33.3% | 33.3% | 33.3% |
スワンS | 0-0-2-16 | 0.0% | 0.0% | 11.1% |
富士S(G2) | 0-0-1-7 | 0.0% | 0.0% | 12.5% |
京成杯AH | 0-0-0-5 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
関屋記念 | 0-0-0-2 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
府中牝馬S | 0-0-0-2 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
富士Sは2020年からGⅡに格上げされましたが、まだ連対馬が出ていません。
過去2年で同組の最上位人気が5番人気(21年3着ダノンザキッド)ですから、これからデータが蓄積されていく中でどうなるかという段階。単に阪神と京都での違いがあるのか。
スプリンターズS組は2020年グランアレグリアの前走1着→今回1着のみ。上位争いできていると信頼度が高まります。期間外ですが、その前に馬券になったのは2016年ミッキーアイルで前走2着→今回1着。
若干押し出された形になりますが、近年安定している毎日王冠組に分がある状況です。
1800m以上でも走れるタイプが理想
続いて、先ほどのデータと似ていますが、前走からの距離の変化別成績を見てみましょう。
距離の変化 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
今回短縮 | 3-2-2-16 | 13.0% | 21.7% | 30.4% |
同距離 | 1-3-1-36 | 2.4% | 9.8% | 12.2% |
今回延長 | 1-0-2-19 | 4.5% | 4.5% | 13.6% |
前走から距離短縮組の率が突出していることが分かります。
また、馬券圏内に好走した馬のほとんどは戦前までに1800m以上の重賞で好走実績がありました。最長の好走重賞をまとめました。
重賞馬券圏内 | 1着 | 2着 | 3着 |
---|---|---|---|
2021年 | 2000m | 2000m | 2000m |
2020年 | 1600m | 1800m | 1800m |
2019年 | 1800m | 2000m | 2000m |
2018年 | 1800m | 2000m | 2200m |
2017年 | 2000m | 3000m | 1400m |
この傾向から、マイルCSで好走するためにはスプリンター寄りのスピードタイプよりもゆったり走れる中距離タイプの方が向いていると判断できます。
誤魔化しの利かない阪神外回りコース、引き締まったペースで直線勝負、最後の急坂をクリアするとなると少しでも長めの距離を走れる方が望ましいのでしょう。
サリオス(牡5)
R.ムーア騎手・堀宣行厩舎
前走の毎日王冠で2年ぶりの勝利を挙げたサリオスを推奨します。
1800mでの勝利、皐月賞とダービーの2着からも必要な能力を備えています。
マイルCSは今年で3回目の挑戦。
2020年は大外8枠17番からゆったりしたスタートで後方外目の追走。上位は先行内目でジッとしていた馬が独占したように流れに乗れませんでした。外差し勢が伸びない中で1頭だけ上がり最速で5着まで来たのだから力は示しています。
春も苦戦していた2021年はブリンカー着用。スローペースの3番手で力みながらの競馬で、最後は差し馬たちの瞬発力勝負に屈する形となりました。抜け出した後にホウオウアマゾンに差し返されたのは序盤の消耗が響いたのでしょう。
いずれも不完全燃焼だったと割り切り、三度目の正直を狙う一戦です。
前走の毎日王冠では各馬が内に殺到して狭くなってもこじ開けるように割って入ってあっという間に抜け出す完勝ぶり。安田記念も着差なしの3着ですからここでの力関係も負けていません。
間隔を空けながら使われてきたタイプなので状態面がカギにはなりますが、朝日杯FS以来のコンビを組むムーア騎手が最善の立ち回りで導くことができれば連勝まであってもいいはずです。

【データ班・三崎がズバッと攻略02】
阪神外回りはやっぱり差し有利!
秋の阪神芝GⅠは秋華賞、菊花賞、エリ女、マイルCS。
内回り→内回り→内回りと来て今回は外回りコースを使用します。
最後の直線距離は新潟外回り(659m)、東京(525m)に次いで3番目に長い473mですから内回りコース(356m)とは性質が大きく異なります。
2020年以降に行われた阪神芝1600m・古馬重賞(8鞍)の脚質別成績・上がり順位別成績をご覧ください。
脚質 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
逃げ | 0-0-0-8 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
先行 | 0-2-5-21 | 0.0% | 7.1% | 25.0% |
差し | 7-3-3-37 | 14.0% | 20.0% | 26.0% |
追込 | 1-3-0-30 | 2.9% | 11.8% | 11.8% |
上がり3F | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1位 | 2-4-0-2 | 25.0% | 75.0% | 75.0% |
2位 | 4-2-0-6 | 33.3% | 50.0% | 50.0% |
3位 | 1-0-4-5 | 10.0% | 10.0% | 50.0% |
4位 | 0-0-0-4 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
5位 | 1-1-1-7 | 10.0% | 20.0% | 30.0% |
6以下 | 0-1-3-72 | 0.0% | 1.3% | 5.3% |
逃げ・先行馬が未勝利、差し・追い込み馬が勝利を独占しているように末脚勝負に強い馬に分がありますです。
上がり3ハロンに関しても1~3位で【7-6-4-13】勝率23.3%・連対率43.3%・複勝率56.7%。馬券圏内24頭中17頭を占めています。
また、集計対象の重賞は連続開催の後半が多く、馬場が荒れた状態で行われています。
・20年阪神牝馬S(14日目)
・20年中京記念(14日目)
・20年マイルCS(6日目)
・21年阪神牝馬S(17日目)
・21年マイラーズC(22日目)
・21年マイルCS(14日目)
・22年阪神牝馬S(17日目)
・22年マイラーズC(22日目)
荒れた馬場を走る際、一定のスピードを出すために普段より力を使うことになります。
そうなるとスタミナやパワーが求められますし、比較的馬場のいい所を走れることが大きなメリットになってきます。
先週のエリザベス女王杯が外目を走った馬同士で決まったのも同じ発想です。
【ズバッと攻略01】でも紹介した1800m以上の距離でもゆったり走れるタイプが優勢なことにも関連してくる話です。
以上のことを踏まえ、長い直線で馬場の外目を伸びてきそうなタイプを狙います。
ジャスティンカフェ(牡4)
福永祐一騎手・安田翔伍厩舎
キャリア11戦中10戦で上がり3ハロン3位以内をマークしているジャスティンカフェを推奨します。
条件戦2連勝で挑んだエプソムC(GⅢ)では、全馬が外に持ち出す特殊な馬群の内を突き、最後の最後で前を走るノースブリッジが進路を塞ぐような形でヨレてきて追いにくい区間がありながらも4着。
秋初戦の毎日王冠(GⅡ)では、後方でじっくり脚を溜めて直線勝負。開幕週でライバルたちが内目を走るのに対して大外一気。楽な手応えのまま前に並びかけ、仕掛けられると一旦は先頭に抜け出しましたが、サリオスの強襲に遭い惜敗。
結果は残念でしたが、G1馬たちを相手に上がり最速で2着ですから評価できます。
阪神芝1600mは小豆島特別(2勝クラス)で勝利しており、当時は連続開催の10日目とそこそこ荒れている馬場で中団から外差しを決めました。
今回も手強いメンバーが揃いましたが、開催15日目の外差し馬場、外回りコースで末脚全開となれば重賞初勝利がGⅠという結果になっても不思議ではありません。
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⑤ブトンドール (2人2着)
⑥レッドヒルシューズ(5人3着)
⑧リバーラ (10人1着)
⑩バレリーナ
⑪アロマデローサ
※馬番順
今週の対象レースは
マイルチャンピオンシップ(GⅠ)
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