【セントライト記念2022】菊花賞に向けた重要な前哨戦！権利取りに燃える東西2頭とは！？

9月19日(祝)には、菊花賞の前哨戦セントライト記念が行われます。

セントライト記念の生産者別成績を紐解くと、ノーザンF生産馬が【2.6.7.28】で連対率18.6％、複勝率34.8％という成績で、1着という意味では取りこぼしも多くなっています。

中山芝2200mという適性がモノをいう特殊条件で行われることもあり、菊花賞に向けて、より確実に結果を残したい馬たちは、1週後の神戸新聞杯に回るケースも多く、ノーザンF勢以外にもチャンスが生まれやすいレースとも言えます。

今年のノーザンF勢では、ルメール騎手が騎乗するローシャムパークが最有力の1頭となりそう。

春のクラシック路線には使わなかったものの、前走は中山芝2000mの山藤賞で2着に7馬身差をつける大楽勝。夏の間はノーザンF天栄でジックリと成長を促されてきました。

菊花賞を使うためにはココで3着以内に入って出走権利を取っておきたい立場で、今年25勝とブレイクを遂げている田中博康調教師にとっても初重賞制覇が懸かる舞台。トライアルとはいえ、抜かり無い仕上がりで挑む1戦と見て良さそうです。

また、夏の上がり馬の中ではガイアフォースが権利取りに燃えています。

前走の国東特別では2着に7馬身差をつけて、超高速馬場だったとはいえ、余力残しの手応えで1分56秒8と小倉芝2000mのレコードを更新。

新馬戦では、後のダービー馬ドウデュースと0秒1差の接戦を遂げており、陣営は早くから「菊花賞を目指していく」と早くから秋の大舞台に照準を定めていました。

8月23日に宇治田原優駿Sから帰厩すると、1週前追い切りでは、先週西の馬券師集団の馬券作戦で「一変必至」とお伝えし、情報通りの快勝で1万3400円的中をお届けした◎タイセイエピソード(3番人気)を突き放す抜群の動きを披露。

松山騎手も「すごくいい状態です」と太鼓判を押しており、こちらも権利取りに向けて抜かりのない仕上がりにあると見ています。

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紅一点の牧場情報筋

情報ルートNo.93・久美

チームスタリオンの紅一点。誰もが名を知る現役の馬主と太い繋がりを持ち、生産者グループの内情にも深く精通している。

競馬関係者たちに広く顔が知られており「久美ちゃんだから話すけど……」と、思わず“本音”を漏らすことも珍しくなく、その情報収集力を買われてチームスタリオンに加入することとなった。