【2歳馬情報】新馬Vを飾った2頭に続くか

どうも、栗東の調教担当・松崎だ。

今週は、宝塚記念、天皇賞(秋)のGI2勝馬ラブリーデイを兄に持つモーリス産駒・トレチーメ（中内田）の1週前追い切りを取り上げる。

ここまでの乗り込みは順調そのもので、3日のCWコースの併せ馬では同厩舎のハースファイア（1勝クラス）を追走して84.8-68.6-53.0-37.3-11.2秒で先着。

福永助手は「心身ともに幼いけど調教は動けている。能力は感じるので、あとは実戦に行ってどれだけやれるか」と素質を評価しており、先週、新馬Vを飾った2頭に続くかレースぶりに注目。8月14日・小倉5R（芝1800m）を福永騎手でデビュー。

先週の新潟競馬場で行われた新馬戦を勝ち上がったリバティアイランドは、現在厩舎に在厩しており、ダノントルネードは放牧へ出た。なお、2頭とも今後については未定とのこと。

【土新潟5R】複勝率は約8割!このパターンなら初戦から!

今週の栗東調教鉄板馬は、中内田厩舎同様、2歳世代が好調な西村厩舎のタイセイマイティ。

因みに西村厩舎の現2歳世代の成績は【5 4 2 3】で複勝率は約8割。どの馬もしっかり乗り込まれており、水準以上の時計をマーク。『1週前のCWで併せ馬を行って速い時計をマーク→最終追い切りは終い重点』というパターンで結果を出している。

タイセイマイティは、外を回って叩き出した2週前の86.1-70.4-54.6-38.4-11.0秒に続き、松山騎手が騎乗した1週前も70.1-53.4-37.5-11.3の好時計。2週に渡ってしっかりと負荷をかけ今週の最終追い切りでもラスト1F:11.5秒を余力残しでマークした。

兄姉に大物はまだ出ていないが、祖母がロンドンブリッジという良血馬。西村厩舎の好走時の調教パターンが施されているだけにこれは初戦から注目。