
【土阪神5R】破格の好時計!一発回答となるか注目!
local_offer競馬HOTLINE

【チャンピオンズC2021】注目馬3頭の気になる状態とは!?
どうも、栗東の調教担当・松崎だ。
まずは、次週に行われるのチャンピオンズC(GⅠ)へ出走予定の3頭の1週前追い切りを取り上げたい。

今年の帝王賞の覇者テーオーケインズは、松山騎手を背に追い切った水曜のCWコースで6F82秒3-11秒6を馬なりでマーク。
「鞍上の感触は良かったです。中間は万全を期すようにゲート練習を積んでいます。ゲート五分でスムーズなら巻き返せるはずです」と、平助手は反撃に力を込める。

虎視眈々と一発を狙っているのが昨年の3着馬・古豪インティ。こちらもCWコースで5F67秒1-12秒1をマークしている。
「調教は動かないのはいつもの事だが、状態は関しては高いレベルで安定している。行くにしても控えるにせよとにかく折り合いがカギ。脚がタマればひと伸びはするからね」と野中調教師。
注文通りの競馬が叶えば、一昨年のフェブラリーS以来、久々のGⅠタイトル奪取のシーンも十分。

また、前走が案外な結果に終わったクリンチャーも侮れない。
同じくCWコースで6F84秒9-12秒5と、シャープな伸びを披露した。
「元気一杯です。左回りで結果が出ていませんが、川田騎手の話では問題ないとのことなので改めて期待しています」と宮本調教師。
これまで川田騎手騎手とのコンビでは3戦3勝と抜群の相性を誇るだけに見限れない1頭だ。
【土阪神5R】破格の好時計!一発回答となるか注目!
11月27日(土) 阪神5R 2歳新馬
コイニオチテ(牡2)
松本大輝騎手・森秀行厩舎
11/24 栗東坂路 良 松本
[4F]50.5-36.9-24.1-11.9 一杯
今週の栗東調教鉄板馬は、この時期の2歳馬としては破格の好時計をマークしたコイニオチテ。
坂路番長のマテラスカイを始め、森厩舎の管理馬はとにかく坂路で時計が出ることから「森厩舎の坂路の時計はアテにできない」といった類の話を耳にする。
これは、森厩舎が使っている淡路島の外厩施設awajiトレーニングセンターが密接に関わっている。
この外厩にある坂路が、栗東よりも時計にして2秒ほどかかる造りで「ここで52秒を出していれば、トレセンでは50秒を切る時計がバンバン出る」と関係者が話すように、より負荷のかかる坂路で乗り込まれてトレセンへ入厩するため、他の厩舎に比べて速い時計が出せるのだ。
その中でも、狙いとなるのは最後までしっかり余力をもって脚を伸ばしている馬。綺麗な加速ラップを踏んでいるか、ラスト2Fが25秒を切っていたり、ラスト1Fを12秒台前半でまとめられていれば期待値はUPする。
今週の水曜に坂路で追い切られたコイニオチテは、古馬を含めて1番時計をマーク。
他にも50秒台をマークした馬は2頭いたが、どちらもラスト1Fは脚が上がっており、1F11秒9でまとめたコイニオチテの脚力は非凡だ。
参考までに3週前に当欄でも取り上げたクロデメニルも、4F52秒4-12秒2で新馬戦を制している。
昨年のセレクションセールでも4600万円(税抜)で落札された期待馬だけに、初戦から一発回答となるか注目したい。