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【重賞注目馬×2を公開中】年末年始の調教における注目は『全休日』

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【重賞注目馬×2を公開中】年末年始の調教における注目は『全休日』



調教班・富田 こんにちは!調教班の富田です。

年が明けてからまだ10日も経っていませんが、既に2026年2週目の競馬に出走を予定している馬はほとんどが最終追い切りを終えています。

今回の年末年始に関しては、一見するとそこまで変則的なスケジュールには見えないかもしれませんね。2025年最終日(有馬記念デー)が日曜日で、2026年初日(金杯デー)も同じ日曜日。

開幕週、そして2週目の競馬はいずれも月曜日まで開催がありますが、基本的には週末に競馬開催が行われてきましたね。

しかし……現場関係者からしたら、この年末年始はかなり変則的な調整を強いられています!

厩舎関係者 まず、1月1日は木曜日なのに『元日だから全休』だったんだよね。大みそかに追い切るか、1月2日に追い切るか……って感じだったんだ。

厩舎関係者 で、2週連続での月曜競馬でしょ?普段は月曜の全休日が火曜にスライドする。となると、基本的に追い切りは木曜にまとめてやる感じになるんだよね。


トレセンには“全休日”というものが存在します。簡単に言うと「コースや坂路で馬を追い切ったり、運動することもせず、人も馬も休みましょう」という日です。当番のスタッフがカイバを用意するものの、馬は基本的に馬房の中に入ったままです。

問題は“全休日の翌日”なんですよ。しばらく馬房の中に入ったままだった馬は、ストレスが溜まっているんです。その状態でいきなり追い切りをするのは危険なので、軽い運動でガス抜きをするのが基本的なメニューになります。

いつもなら月曜が全休で、火曜にガス抜き。水曜もしくは木曜に追い切りをするという流れなのですが……全休日が変わればそのルーティンも変わってしまいます。

だからこそ、現場では「さすがにやりづらい……」と苦言を呈しているスタッフも居ましたからね。各馬がいかにスムーズな調整ができたか非常に重要な要素となります。

さて、馬によっては調整が難しくなってしまったケースもあるようですが、一方で「マジで順調に進められました。これはお年玉になるんじゃないかな!?」と盛り上がっている陣営も居るのが正月競馬。

今週末の3日間開催も大いにご期待ください!

【今週の追い切りピックアップ①】
豊富な乗り込み量でシェイプアップ!

今週の調教特注馬①

1月11日(日)中山11R フェアリーS(GⅢ)
マカレイ(牝3)
三浦皇成騎手・上原博之厩舎

1/8(木) 美浦W 良 三浦皇
[6F]82.1-66.0-51.6-37.8-11.9 馬なり

調教班・富田 今週は、フェアリーS&シンザン記念の注目馬を公開します。

まずはフェアリーSから。豊富な乗り込み量で心身ともに充実した仕上がりにあるマカレイに注目しています!

この年末年始はウッドコース主体で入念に本数を重ねられ、1月3日の追い切りには三浦皇成騎手が騎乗。

自己ベストを大幅に上回る6F80.8秒-11.8秒を馬なりの手応えでマークしています。

続く最終追い切りにも三浦皇成騎手が騎乗し、ウッドコースの外目を回って6F82.1秒-11.9秒の好時計。

追い切りを見届けた上原博調教師も「シッカリ負荷をかけて状態の良さが伺えます。馬体重も480kgまで絞れています」と好感触を掴んでいました。

調教班・富田 何よりも、この豊富な乗り込みで馬体を絞ってきたことが、この1戦に向けた勝負気配の高さを示していると思っています。

近2走からさらなる上積みが見込める今回、重賞でも好勝負が期待できそうです。

【今週の追い切りピックアップ②】
馬具を工夫して調教の動きが一変!

今週の調教特注馬②

1月12日(月)京都11R シンザン記念(GⅢ)
サンダーストラック(牡3)
T.ハマーハンセン騎手・木村哲也厩舎

1/8(木) 美浦W 良 助手
[5F]69.3-54.0-39.0-11.4 馬なり

調教班・富田 そしてシンザン記念は、馬具を工夫して一変が期待できるサンダーストラックに注目しています!

ノーザンF天栄から帰厩した後は、坂路とウッドコースを併用しながら入念に乗り込まれており、併せ馬ではパートナーと互角以上の動きを連発。

1月4日の坂路調教では、従来の自己ベストを1秒以上更新する4F52.2秒-11.9秒の猛時計をマーク。

8日の最終追い切りはチークピーシズ着用で臨み、5F69.3秒-11.4秒を馬なりの手応えでマーク。

併せた2頭を大きく突き放す素晴らしい動きを見せています。

調教班・富田 最終追い切りを見届けた木村調教師によると「実戦ではブリンカーを着用することにしました。状態は週を追うごとに上がってきています」とのこと。

実は、前走騎乗したルメール騎手「マイルぐらいの方が良さそう。馬具を工夫してもいいかもしれません」と話していたんです。

デビュー当初から素質を期待されながらも、気性の問題で力を発揮しきれなかった背景がある馬ですが、今回はルメール騎手の進言通りにブリンカー着用でマイル戦への出走。

調教の動きからもガラリ一変まで期待できる1戦です!

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