土曜東京で急遽の乗り替わり発生!一体誰がどんな理由で?(ファンタジーSの注目馬も公開中)
local_offer競馬HOTLINE
調教班・富田 こんにちは!調教班の富田です。
毎週水曜に更新している【シン・極秘リポート】はご覧になられていますか?シンクタンク情報ルートの1人であるMr.X氏が担当している記事になります。
今週の記事では関東馬・関西馬の比較の話を主にお届けしていましたが、そのページ下部で注目馬として、土曜東京12Rに出走するマリアイリダータという馬をピックアップしていました。想定段階での鞍上はプーシャン騎手。来日初日に身元引受調教師である田中博厩舎の馬であり、なおかつノーザンファームの有力馬に騎乗することから「プーシャンの今後を左右する大事な一頭になる!」と界隈で話題になっていたんです。
しかし……
木曜夕方に出走馬が確定すると……なんとマリアイリダータは戸崎騎手で出馬投票を行っているんです!
マリアイリダータは3歳の牝馬。このレースでは54キロで出走するのですが、その斤量ではプーシャン騎手が騎乗できないということで、急遽戸崎騎手へと切り替えたという経緯でした。
調教班・富田 そもそもプーシャン騎手って、公式プロフィールが168cm、54キロなんです。
ジョッキーは勝負服を着るだけでなく、プロテクターを着けて、ブーツも履きます。更に斤量の中には、馬に装着する鞍や腹帯なんかも入りますから、体重が54キロあると、斤量54キロの馬に乗ることは到底不可能なんです。
ということで、プーシャン騎手が騎乗しているのは55キロ以上の馬だけ。54キロのマリアイリダータは早くに乗り替わりが決まった訳です。
これ、マリアイリダータの手綱を託される戸崎騎手からすれば非常にラッキーですよね!リーディング争いの最中ですし、こういったチャンスをしっかりとモノにしておきたいところでしょう。
【今週の追い切りピックアップ】
2週連続で好調教を消化!新馬戦の輝きを取り戻せるか!?
11月1日(土)京都11R ファンタジーS(GⅢ)
ポペット(牝2)
横山典弘騎手・高橋康之厩舎
10/29(水) 栗東坂路 良 調教師
[4F]53.9-39.0-24.9-12.0 末強め
調教班・富田
先週のアルテミスSでは、調教特注馬に挙げたフィロステファニが2番人気で勝利。
強いレースを見せてくれただけに、昨日屈腱炎の発症が報じられてしまったのは本当に無念ですね……。
調教班・富田
そして、今週も当コンテンツ内ではファンタジーSの注目馬を公開。
1週前、最終追い切りと坂路で抜群の動きを見せたポペットに注目しています!
この中間は坂路で乗り込まれ、横山典弘騎手が騎乗した1週前追い切りでは、4F52.4秒-12.4秒の好時計を馬なりの手応えでマーク。
最終追い切りは終いを伸ばす内容で4F53.9秒-12.0秒と、ラスト1ハロンまでシッカリと末脚を伸ばす好調教を消化してきました。
高橋康之調教師も「左右のバランスを整えるのを意識しました。真っすぐ走って、いい調教だったと思います」と好感触。
そして、1週前に騎乗した横山典弘騎手も「いい馬だね」と手応えを掴んだようで、新馬戦で見せた強い走りを改めて期待できそうな仕上がりにあります。




