【現地直送】函館ならではの情報&富田の注目馬×2
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調教班・富田 こんにちは!調教班、そして北海道チームの富田です!
突然ですが、6/29(日)の函館は何の日かご存知ですか?
『函館記念の当日』というのも正解です。函館出身の関係者だったり、地元のファンの方々にも非常に熱が入る日となるでしょう。
ただ、それだけじゃないんです。

そう!函館マラソンの日なんです!
……え?と思われた方もいらっしゃるでしょうが、函館に居る人間からすると結構大きなイベントなんです。何せ色々な道路が通行止めになりますから、当日の競馬場までのルートが変わってしまったりもするんです。
マラソンのことは競馬中継などではなかなか話題にならないことではありますが、函館には色々なところに看板が立てられているので、現場ではよく目にする機会があるんです。関係者内でも話題になってましたからね。
小話ですが、そんな看板も立てられている函館の道路、結構ガタガタなところが多いんですよね。

冬場は雪の積もるところですから、どうしてもこういったところにダメージが出てしまうよう。特に路面電車が通っている道では、こういったガタガタする道と出くわすことも多いですね。
こんな感じで、このコンテンツでは函館に居ないとわからないようなこともお伝えしていきますが、本題は『函館の調教』ということで、注目馬をピックアップしていきましょう!
【北海道組!追い切りピックアップ①】
滞在競馬が水に合う存在!
6月28日(土)函館9R 長万部特別
ブルーアイドガール(牝4)
吉田隼人騎手・吉岡辰弥厩舎
6/25(水) 函館W 良 助手
[5F]68.6-54.2-40.3-12.1 馬なり
調教班・富田 ブルーアイドガールは、函館Wコースで目立つ動きを見せている1頭です!
吉岡厩舎らしく、土曜日に最も負荷の強い調教を消化しており、函館Wコースで一杯に追われて5F67.6秒-12.3秒をマーク。
最終追い切りは、古馬1勝クラスの僚馬を1.4秒追走する形でスタートしましたが、馬なりの手応えで4F68.6秒-12.1秒をマーク。ラスト1Fに素晴らしい伸び脚を見せて、僚馬に先着を果たしています。

実はこの馬、昨年の函館開催でも本命に指名され8万8610円的中の立役者となりましたが、当時から陣営も「滞在調整が合っています」と話していたんですよね。
実際に、函館は2戦2連対の好相性を誇る舞台。狙い澄ました調整で好勝負必至と見ています。
【北海道組!追い切りピックアップ②】
現地で抜群の動きを見せた穴馬!
6月28日(土)函館11R 青函S
マスクオールウィン(牝4)
木幡巧也騎手・牧光二厩舎
6/25(水) 函館芝 良 木幡巧
[5F]64.4-49.3-36.3-11.3 強め
調教班・富田
そして、今週はもう1頭。
近走の成績は目立っていませんが、現地で抜群の動きを見せていたマスクオールウィンを穴で狙いたいと思います!
函館競馬場の調教はWコースで行う馬が大半で、本馬場で追い切りを行ったのは函館記念出走馬が大半。
その中でも、珍しく黄色ゼッケン(※重賞出走馬以外)の馬で、大外から豪快な伸び脚を見せていたのがマスクオールウィンでした!

☆現地で撮影
木幡巧也騎手が騎乗した最終追い切りは、芝コースの1番時計タイとなる5F64.4秒-11.3秒をマーク。
前走はダートで大敗を喫してしまいましたが、現地で見ていた調教の動きの良さからも、ここでガラリ一変を遂げる可能性も十分にあると思っています!