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まさかの乗り替わり!? G1レースでアノ騎手が降板という異常事態

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まさかの乗り替わり!? G1レースでアノ騎手が降板という異常事態

Mr.X どうもこんにちは、情報ルートNo.101【Mr.X】です。

先日からお伝えしておりますように、この春からは新・情報ルート『ジョッキー情報特捜班』としても活動することになりましたので、そちらの方もぜひご贔屓にしていただければと思います。

▼新・情報ルートも始動!▼
この春、シンクタンクはさらに進化

コチラ、元騎手の吉沢宗一センセイを中心に
私もメンバーの一員となりました


先週の当コラムでは“乗り替わり”をテーマに様々な内部事情をお伝えしました。

※先週の記事はコチラ⇒


そのコラムの後もシンクタンク各情報ルートからは様々な乗り替わり事例や、今後に控えている驚きの乗り替わりネタなどをお伝えしてまいりましたが、そのひとつがいよいよ明るみになったのでご紹介したいと思います。

その独自ネタを掴んできたのは、主に関西陣営の情報に強い【西の馬券師集団】の一員。先週末のサイト内情報で下記のようにお伝えしていましたね。

西の馬券師
集団・北川
ちなみに、今週取材した話の中には今後に向けたネタも多々あるんやが、この後のG1に出走予定の“とある関西馬”の乗り替わりがドエライことになっとってな。


「えっ、アノ騎手からコノ騎手になるんか!?」

「お前がG1直前で降ろされるんか……」



という現象が起きとるんですわ。ココ最近はG1での乗り替わりが大きなポイントになっとるけども、またひとつ見逃せない案件が出てきよった。

※上記は先週末に公開した記事より抜粋


さて、この正体と舞台裏はどうなっていたのか……。早速ご紹介いたします!

まさかの乗り替わり!? G1レースでアノ騎手が降板という異常事態


今年はG1を目の前にした乗り替わりケースが多々見られるが、この先のオークス(G1)や日本ダービー(G1)に関しても見逃せない動きが随所に入ってきている。

その中でも、競馬サークル内で大きな衝撃が走った存在こそが、オークスに出走予定のパラディレーヌ

前走・フラワーC(G3)で2着と好走後、間隔が詰まる桜花賞はパスしてオークス一本に調整されてきた。


フラワーCで騎乗したのは川田将雅騎手だった。

この馬にはデビューから3戦ずっと岩田望来騎手とコンビを組んできたものの、彼には3歳牝馬路線にアルマヴェローチェという有力馬を抱えており、ココでの乗り替わりはきわめて妥当な判断と言える。

また、川田騎手サイドとしても今年は3歳牝馬の有力なお手馬がこれといって見当たらず、まさに“渡りに船”という状況だったのだが……。

西の馬券師
集団・北川
5月のアタマくらいになって、パラディレーヌが正式にオークスに向かうことが内々で伝えられたんだけど、関係者から「正式に発表されるまでは黙っといてくれ」と念を押された鞍上を聞いて驚いたよ。

てっきり川田が継続して乗るかと思ったら、丹内に乗り替わるんだって話で……。

そう、G1本番を前にまさかの乗り替わり。選ばれたのは丹内祐次騎手ということに。

これまでの情勢なら“逆”のケース(丹内騎手⇒川田騎手)は十分起こり得る可能性はあったものの、今回は異例の事態が起きることとなった。


この両名は競馬学校時代からの同期(20期・2004年デビュー)ではあるが、騎手としてのココまでのキャリアはまさに正反対

2010年からは常にリーディングTOP10圏内に入り、2022年には年間リーディングを獲得するなど長年にわたりトップジョッキーの地位を確立してきた川田騎手に対し、

2021年まではリーディング30位以下の成績が続きながらも、2022年からローカル開催を中心に急激に成績を伸ばし、一躍“時の人”になりつつある丹内騎手。

今年はここまで(5/11終了時点)丹内騎手が43勝でリーディング4位、川田騎手は37勝で同6位と、勝利数だけで見ればついに逆転現象まで起きている


目下絶好調の丹内騎手について、ある美浦の厩舎関係者はこう語る。

某厩舎関係者 今は本当に、美浦の人間みんなが丹内のことを応援していると言っても過言ではない。

成績が出ていなかった時期も、とにかくどんな馬でも手を抜かずに騎乗してきたし、滞在競馬では毎日数多くの馬の調教を付けていた。そういう姿をずっと見てきたからこそ、今こうやって勝利を重ねている姿が自分のことのように嬉しいよ。

パラディレーヌの鞍上に選ばれたのも“今、本当に頑張っている”という点が認められているんじゃないかな。

一方の川田騎手。先週は土曜日の京都新聞杯(G2)をショウヘイで制したものの、日曜日のNHKマイルC(G1)はアドマイヤズームでまさかの14着。レース序盤での落鉄が尾を引くという不運もあった。

さらに、先月には主戦を務めた三冠牝馬リバティアイランドが香港で悲しい結末になるという事態にも見舞われている。

そんな中で、関西からは“ある変化”を指摘する声が……。

某厩舎関係者 近年の川田サイドは『とにかくシビアに騎乗馬を選ぶ』というスタンスで、本人がどうこうよりエージェントを担当する人間のやり方もあって、周囲からすると「どうも近寄りがたい」という雰囲気があったんだよね。

ところが、最近は乗り馬が今まで以上に減ったからなのか、人当たりが以前に比べると良くなってきたし、エージェントの営業スタイルも変わってきたんじゃないかと言われている。

パラディレーヌの件は直近の流れの悪さがあって声がかからなかったのかもしれないけど、技術的には日本人ジョッキーの中で超一流なのは間違いない。これらの件を踏まえて川田の周辺がどう変化していくか注目だよ。

なお、まさかのタイミングでオークス騎乗馬を失った形になった川田騎手サイドは“急遽、予定を京都に切り替えて騎乗馬集めに動き出している”というココだけの話も入手済み。

オークス当日にはG1の裏で川田騎手を確保した陣営による大ヤリが見られるかもしれない。コチラの動向からも目を離してはいけないだろう。

【土曜新潟5R】ここでも手腕を頼られる

Mr.Xのトレセン熱視線

5月17日(土)新潟5R 3歳未勝利
サンカシグレ(粕谷厩舎)


前述のオークスだけではなく、今やどこでもその手腕を頼られている丹内祐次騎手。土曜の新潟ではサンカシグレの手綱を託された。

サンカシグレのオーナー・生産者はブルースターズファーム。あまり馴染みのない名前かもしれないが、簡単に言えば“(マイネル・コスモでお馴染みの)マイネルグループ傘下”の牧場である。

某牧場関係者 ブルースターズの“ブルー”は、オカノブルーって馬の名前から来ているんだ。オカノブルーの牝系ってのは総帥(=岡田繁幸氏)が大事にしてきた血脈だったりしてね。

一見すると『マイネル』や『コスモ』といった冠名はついていないサンカシグレだが、実際は同グループの所有馬。

そして丹内騎手と言えば、元々はマイネルグループの馬に多く騎乗し、成績を向上させてきた経緯がある。

オーナーサイドからすれば、リーディング上位のジョッキーに頼るのは当然の動きではあるものの、鞍上サイドからすればこの依頼は「恩返しの勝利を挙げたい」と気合の入るタイミングであるはず。その手綱捌きに注目したい。

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