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【シン・極秘リポート】乗り替わりの舞台裏にも色々ある……大レース連覇のアノ馬の場合は?

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【シン・極秘リポート】乗り替わりの舞台裏にも色々ある……大レース連覇のアノ馬の場合は?

Mr.X どうもこんにちは、情報ルートNo.101【Mr.X】です。

先日からお伝えしておりますように、この春からは新・情報ルート『ジョッキー情報特捜班』としても活動することになりましたので、そちらの方もぜひご贔屓にしていただければと思います。

▼新・情報ルートも始動!▼
この春、シンクタンクはさらに進化

コチラ、元騎手の吉沢宗一センセイを中心に
私もメンバーの一員となりました


ただいま、春競馬真っ盛り。シンクタンク情報ルートも東西トレセンはもちろん、全国各地で日々取材にあたり、一般メディアでは聞けないような関係者の本音を入手しております。

またこの春からは分析班もより強化されており、レースデータの解析やレース中の有利・不利の判別、次走に向けた狙い馬の選定にもより力が入っております。

それらは中央競馬のみならず、その他のレースも同様。

週明けに行なわれたかしわ記念(Jpn1)では、私と共にYouTube動画にも出演している調教班・富田クン「速い時計は出ていなくとも、騎手が付きっ切りの調整で入念な仕上げを施している。高い勝負度合いの一頭」とお伝えしていたシャマルが勝利。

こちらはメールマガジン内での公開でしたが、ゴールデンウィークにもかかわらず沢山の会員様にご注目いただきました。大きな反響に厚く御礼申し上げます。

今週の『シン・極秘リポート』は、そのシャマルを巡る舞台裏を、スポーツ紙や専門紙では語られていない部分と共にお送りしてまいります。


そして今週からは舞台を東京に移し、NHKマイルCから楽しみなG1が続きます。すでにNHKマイルCに関しても好材料が揃っておりますので、シンクタンクの情報力に大いにご注目いただきたいところです。

かしわ記念の制覇は主戦の意地と“前任者”の配慮にアリ!


春競馬がいよいよ佳境に差し掛かり、先週末の天皇賞(春)に始まり今年は宝塚記念が前倒しとなった関係で、春のG1シリーズは後半7連戦という様相。

今週のNHKマイルCからは東京競馬場を舞台に安田記念まで5週連続の東京G1開催となる。

昨年はココを舞台にシンクタンクの情報力で5戦5勝。高回収馬券を続々とお届けした“超ドル箱”開催にご期待いただきたい。

昨年春・東京G1で
5戦5勝=的中率100%!!






その中央G1の盛り上がりの中で、先日5月5日(月)にはこの時期恒例の交流重賞・かしわ記念(Jpn1)が行われた。

今年のフェブラリーS勝ち馬コスタノヴァダミアン・レーン騎手とのコンビで参戦するも、単勝1.5倍の支持には応えられず3着まで。

元よりスピードタイプかつ東京巧者という性質から、地方独特の舞台や1周コースはこの馬にとっては理想の舞台では無かったと言えるだろう。

そのコスタノヴァらを下して勝利を収めたのはシャマル。主戦の川須栄彦騎手と共にこのレース連覇となった。

このシャマルはキャリア27戦のうち、22戦で川須騎手が騎乗。しかしキャリア中盤では一度主戦の座を川田将雅騎手に渡してしまう場面があった。ある厩舎関係者は当時をこう語る。

某厩舎関係者 川須が特に下手をこいたわけではないんだけど、オーナーサイドからしてみれば『リーディング上位騎手ならG1制覇も夢じゃない』と意識するのは仕方がないこと。それで4歳の暮れ(2022年末)・チャンピオンズCのタイミングで川田に乗り替わったんだよね。

ただ、川田は自分が騎乗するようになってからも、レースの度に川須にはシャマルの状態のことをずっと伝えていたというのはあまり知られていないだろうね。

その川田騎手とのコンビでは2023年の黒船賞を制するもG1勝利には至らず。また同年のさきたま杯では道中で鞍上が馬を止め、競走中止という場面もあった。

続くプロキオンSでは坂井瑠星騎手に乗り替わるもレース前に競走除外。これらのレースは共に『乗り役が馬の歩様を気にして大事をとった』という舞台裏があった。

しかし、少なくとも川田騎手に関しては“ただヤラなかった”というだけの意図ではなかったようで……?

某厩舎関係者 シャマルに限らずだけど、競走馬の中には歩様が独特な馬がゴロゴロいる。表に出ないだけでね。

当然、乗り役からしてみれば“気持ち悪い、危ない”という思いが先立ってしまうこともあるだろう。特にトップジョッキーほどそういう馬を嫌う傾向が強い。

また、川田は事あるごとに「この馬は川須が作ってきた馬だから、調教もレースも川須に戻すべきだ」とオーナーサイドに進言していたという。

馬のことを心から第一に考えているからこその言動だけど、なかなかできることじゃないよね。

その後、2024年からは再び川須騎手とのコンビが復活。この馬の個性を知り尽くしている立場からすると、他騎手が嫌がるような独特の歩様も個性のうち。

当時すでに6歳を迎えていたが、そこから再び成績を残し始めたのは馬自身のポテンシャルにまだ伸びしろがあったことに加え、川須騎手のこの馬に懸ける思いや努力、そして途中で主戦を任された川田騎手の配慮が今に生きていることは間違いないだろう。

某厩舎関係者 シャマルに限らずだけど、競走馬の中には歩様が独特な馬がゴロゴロいる。表に もちろんトップジョッキーに乗り替わることで持て余していたポテンシャルを発揮するケースもあるし、特にモレイラやレーンなんかが“一発回答”を度々見せるのは、それだけ事前に騎乗予定馬を研究しているからこそ。

一方で、川須のようにずっと乗り続けているからこその強みがあるのもまた間違いない。騎手と馬が時間をかけて馬を作っていく姿こそ、競馬の醍醐味の大きな部分だから。

そしてその大事さを川田は本当によく理解しているというのも、この裏話からよく分かることだよね。

冒頭でお伝えした通り、春のG1シーズンはココからが一番の盛り上がりを見せる。

今後も競馬を彩る“人”にまつわる裏話や表沙汰にならない本音をシンクタンクでは日々発信していくので、より深く競馬をお楽しみいただきたい。

【日曜東京6R】今後に繋がりそうな乗り替わり

Mr.Xのトレセン熱視線

5月11日(日)東京6R 4歳以上1勝クラス
エフォートレス(嘉藤厩舎)


シャマルのように、馬によっては“良かれ”と思って決断した乗り替わりが、必ずしもプラスに働く訳ではない。それが競馬の難しいところでもあり、面白いところでもある。

とはいえ、陣営にとってみれば「もっと実績のあるジョッキーが乗ったらどうなるか、実際に見てみたい」と考えるのは自然な動き。特に惜敗続きであり、勝ちあぐねている馬に関しては、極端な鞍上強化で勝ちを狙うシーンもそう少なくない。

このエフォートレスは、今回クリストフ・ルメール騎手へと鞍上を強化してきた。

厩舎関係者 デビュー当初は宮崎北斗、そこからしばらくは野中悠太郎が乗っていたように、これまではお世辞にも成績的に優秀な騎手が乗っていたとは言えないんだよね。

それでも安定して上位争いには顔を出しているし、1勝クラスのみならずもう少し上でも活躍できそうな雰囲気はある。ここらで一度トップジョッキーに改めて確認してもらいたいところはあるよ。


トップジョッキーともなると、競馬に行っての腕だけがアピールポイントではない。

例えば川田将雅騎手「パドックなどで跨り背中の感触を確認するだけで、ある程度の能力と伸びる余地は把握できる」と話しているという。跨るだけで将来性がわかるならば、距離や馬場などの適性面に関しても見通しが立つはず。

ルメール騎手が騎乗するエフォートレスは、今回のレースでの勝ち負けが期待できるのは当然として、ここでトップジョッキーが騎乗することによって、先々に向けて何かしらの変化が生まれる可能性も秘めている。色々な意味で注目すべき一戦なのだ。

シン・極秘リポートとは

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