【天皇賞・春2025予想】今年からより一層“専門性”が顕著に出るかもしれない!?
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久美こんにちは!チームスタリオンの久美です。
このコンテンツでは境征勝先生(元JRA調教師)と、重賞情報をお届けしていきます。
久美 今週から再びG1レースがスタートします!まず今週は天皇賞(春)ですね。
境征勝 今年はここから宝塚記念まで7週連続でG1レースが行われることになったね。レース間隔が詰まる分だけ、天皇賞(春)は一層ステイヤーの“専門性”が問われるかもしれない。
久美 ちなみにシンクタンクでは、ここ最近の長距離重賞で以下のように大きな的中を仕留めているんですよ。是非とも本番の天皇賞(春)にもご期待くださいね!
待望の長距離で大楽勝!
阪神大賞典(GⅡ)
◎サンライズアース(4番人気)★マコトヴェリーキー(7番人気)
△ブローザホーン(5番人気)
- 3連単87640
- 3連複17050
- 馬連5520
長距離重賞で25万馬券ゲット!
ステイヤーズS(GⅡ)
◎シュヴァリエローズ(2番人気)○シルブロン(12番人気)
△ダンディズム(6番人気)
- 3連単252340
- 3連複47370
- 馬連1点目19340
【天皇賞(春)2025予想】
専門性がより重要になる!?
久美 では、今回は5月4日(日)に行われる天皇賞・春(GⅠ)を、境征勝先生と一緒に掘り下げていきます。
境征勝 さっきも話に出たように、今年からG1のスケジュールが変更になったよね。
久美 以前は大阪杯→天皇賞(春)→宝塚記念の春古馬三冠を渡り歩くような馬も居ましたが、今年は宝塚記念の日程が変更になったことで、天皇賞(春)からの出走間隔が中5週となりました。
境征勝
もちろん出走しようと思えば十分できる間隔ではあるんだけど、タフな長距離重賞だけに反動をケアしきれない可能性もある。
そうなってくると、3200m戦のような長距離を得意としているステイヤーたちは、後のことを考えず天皇賞(春)で全力投球したいよね。
ステイヤーたちはより一層ここが“メイチに?
久美 では、まずは注目馬の方から見ていきましょう。

注目馬1:ヘデントール
久美 1頭目はヘデントールです。なんでも、今回はダミアン・レーン騎手とのコンビで臨むようですね。
境征勝
昨年の菊花賞(2着)、そして今年のダイヤモンドS(1着)をいずれも戸崎騎手とのコンビで好走してきたのに、ここは乗り替わりになったね。
ただ、本当はこの馬にルメール騎手が乗る予定だったんだよ。
久美 結局ルメール騎手はこの週、日本を不在とします。アメリカのケンタッキーダービーでアドマイヤデイトナに騎乗するためですね。
境征勝 結果的に折り合いがつかなかったものの、ノーザンファームがこの馬にルメール騎手をあてがっていた、という事実は重く見るべきだろう。戸崎騎手でも良かったところをあえてスイッチするのは、それだけ意欲がある証拠だろうからね。
久美 ちなみにルメール騎手、2020年以降に行われた3000m以上の重賞では複勝率78.6%。しかも京都に限れば連対率が100%でした。
境征勝 なるほど~。どんな条件でも上手いルメール騎手だけど、とりわけ長距離では腕の違いを見せつけていたんだね。そういった強力なジョッキーを乗せたがっていた事実、そして乗れなくなってしまった事実というのはしっかり覚えておこうか。

注目馬2:サンライズアース
久美 続いて2頭目は、阪神大賞典で8万馬券的中に貢献したサンライズアースです。
境征勝 この馬、現場で『オルフェーヴルみたい』って言われていたのを知ってる?
久美 え!?そんなに期待されているんですか!?
境征勝
それがちょっと違う話でね。
阪神大賞典では途中からハナを切る形を取ったんだけど、ずーっと物見をしながら走っていてさ。向正面では外に逸走してしまいそうなシーンもあっただけに……ね(笑)。
久美 そういうことでしたか……。たしかに、道中の走り方は少し変なところもありましたね。
境征勝 ただ、これは裏を返せば『それだけ余裕があった』ということ。底知れない能力の持ち主だし、一気にG1制覇、なんてシーンがあっても全く驚かないね。
【天皇賞(春)の注目点】
リピーターの活躍が更に目立つかも?
久美
続いて天皇賞(春)のレース傾向にも目を向けてみましょう。
数少ない長距離重賞、しかもG1とあって、こういった長丁場を得意とする馬が集結するレース。それだけに、リピーターの活躍が目立ちますよね。
境征勝 2年連続、3年連続で馬券圏内に好走する馬が出てくることも珍しくないレースだね。
(過去10年)
・テーオーロイヤル
22年3着→24年1着
・ディープボンド
21年2着→22年2着→23年2着→24年3着
・フィエールマン
19年1着→20年1着
・シュヴァルグラン
16年3着→17年2着→18年2着
・キタサンブラック
16年1着→17年1着
・カレンミロティック
15年3着→16年2着
境征勝 前にもこんな話をしたことがあったんだけど、JRAで3000mを超える距離の古馬重賞は阪神大賞典、天皇賞・春、ステイヤーズS、ダイヤモンドSの4レースしかないんだよね。
久美 3000m以上を得意としている馬にとって、適鞍という適鞍はなかなかないということですね。
境征勝 なので、調教師の立場として考えると、そういうステイヤーはここを春の大目標としてローテを逆算することになりがち。
久美 数少ない適鞍で能力を出し切るため、しっかりと仕上げてレースに臨むということですね。
境征勝 だからこそリピーターが生まれやすい背景があるし、何より今年は何度もお伝えしたように、宝塚記念への間隔が短くなる点も影響しそうだ。
久美
さて、重賞競走の最終的な結論は、直前まで情報を精査した上で【シンクタンクメンバーズ】へとご参加頂いた会員様にお届けします!
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