【またも予定変更!?】レジェンドがダービーに間に合わせたい馬とは?
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西の馬券師
集団・辻
【西の馬券師集団】情報ルートNo.303・辻がお送りいたします。今週も平日から飛ばしてまいりますよ~!
先週は私がこの【競馬HOTLINE】でお伝えした『武豊騎手、突然の予定変更&皐月賞当日の中山参戦』という話題に、多くの会員様から反響をいただきました。
この件については続きの話もあって、週末コンテンツ【裏ネタ馬券作戦】のコーナーにて、チームの先輩にあたる北川さんが、
西の馬券師
集団・北川
お世話になった名物厩務員が近々定年を迎えるので、彼の担当馬に騎乗するため……
と内情を明かしていましたが、実際のところ“本当にその目的だけだったのか?”という部分は、今後も恐らく一般の競馬ファンには明らかにならないでしょうね。
この出来事ひとつを見るだけでも、様々な関係者の思惑や本音が関わっていることがお分かりいただけたかと思います。
さて、今週もまた武豊騎手を巡る話です。

武豊騎手
先週末の競馬を振り返りますと、皐月賞はモレイラ騎手に導かれたミュージアムマイルが勝利。前年にジャスティンミラノがマークした時計を0.1秒上回る【1:57.0】の皐月賞レコードをマークしました。
今年の皐月賞は過去に例を見ない“Cコース替わり”で行われたことや、天候に恵まれたことなどが高速馬場の要因となったのでしょう。
そして、先週はこのレース以外にも超・高速決着が東西で相次ぎました。中でもこの2鞍が凄かった!
4月19日(土)中山5R
3歳未勝利(芝1600m)
勝ち馬:リバーバレイト
勝ち時計【1:32.0】
3歳未勝利の芝1600m戦における
歴代最速タイム
4月19日(土)阪神5R
3歳1勝クラス(芝2000m)
勝ち馬:トッピボーン
勝ち時計【1:57.9】
3歳1勝クラスの芝2000m戦における
歴代最速タイム
このように、コースレコードではないものの、下級条件戦にもかかわらず過去に例を見ないような好タイプが頻発したんですよね。
もちろんこの時計を額面通りに受け取るのは早計ですし、それだけ馬場状態が良かったことや、昔に比べて馬場整備のノウハウが確立されていることが言えますが、
一方で“能力がなければこんな好タイムは出せない”という部分もまた事実でしょう。
実際、リバーバレイトは2着馬に3馬身差を付けていましたし、トッピボーンは2着馬に4馬身差とこちらも大きく後ろを引き離していました。
ここで我々【西の馬券師集団】が採り上げるのは、もちろん関西馬のトッピボーンの方です。
この馬を所有する松島一晃オーナーは、あのキーファーズの代表・松島正昭オーナーの長男。分かりやすいように『キーファーズ軍団』と一括りにしちゃいましょう。鞍上が武豊騎手なのもある種当然というところですよね。
というか、レース後の口取りでは息子さんの代理で正昭氏が参加していました。もちろん、鞍上の隣で……(笑)。
キーファーズ軍団としては、ドウデュースが引退した中でこういったスターホースが出てきたことは非常に喜ばしいでしょうね。
加えて武豊騎手としても、皐月賞で騎乗馬が居なかったということはすなわち“現状、3歳牡馬で良い手駒が少ない”ということですから、この馬への期待はそりゃあ大きくなることでしょう。

中央でトロフィーを持つのが
松島正昭オーナー
(昨秋:ジャパンCにて撮影)
……という事情からなのか、次走は京都新聞杯(G2)に向けて調整されるそうです。勝てば日本ダービー出走に間に合うという立場となります。2着と賞金ボーダーの当落線上になりそう。
しかも武豊騎手サイドは、事前に福永祐一厩舎のネブラディスク(共同通信杯4着、毎日杯3着)への騎乗がほぼ内定していたという話。そこから急転直下の予定変更です。
もちろんキーファーズ軍団との関係性を考えると「それはそうなるよね」というところですが、ここまで分かりやすく動きが起きるとは。
現状、皐月賞の上位組がそのままダービーでも人気になりそうですし、そこに毎日杯を勝って3戦3勝としたファンダムがダービーへの参戦を表明したところですが、それらの勢力に風穴を開けることができるのか。俄然、京都新聞杯の注目度が高まってまいりました。
その一方で、私個人としては『ココで無理せず、一足早く秋競馬に照準を合わせても良かったのでは?』という見方もあります。
というのも、この馬は元々、今年1月中旬(1/18中京5R)に未勝利戦を勝ち上がった後は若葉ステークスへの出走プランがあったんです。ところが体調が整わずに予定をスライドしたという経緯がありました。
そういう過去がありますから、ここから中2週で京都新聞杯、さらに中2週で日本ダービーまでを考えると、かなりハードなローテーションになることは目に見えていますからね。京都新聞杯での取捨に関しては、相手との兼ね合いだけではなく自身がどういった状態で臨めるかが大事になりそうです。
最後に余談ですが、このトッピボーンが4着だった時の新馬戦(1/5中京5R)の勝ち馬は皐月賞にも出走したジーティーアダマン。そして2着は冒頭で触れたリバーバレイトだったんです。こんな繋がりが見られるのも競馬の面白いところ。
となると、そのレースで3着に食い込んだレクスノヴァスという馬も未勝利脱出は時間の問題……という計算が成り立ちます。
管理する上村厩舎サイドによると「まだ幼いところがあるので、函館の開幕週を目標にじっくり立て直す」という話のようです。ぜひ覚えておきましょう。
西の馬券師
集団・辻
そう、実は水面下ではすでに北海道シリーズに向けた取材も進んでいるんです。
今年は宝塚記念の開催が前倒しになったため、その裏でひっそりと始まります。
毎年恒例『馬券天国』としてもお馴染みの北海道、今年もしっかり準備しておりますのでどうぞお楽しみに!!
西の馬券師集団
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