【先週の振り返り】美浦滞在を決めた今村聖奈騎手…その初週を狙い打ち!
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皆さんこんにちは!
元JRA騎手の吉沢宗一を中心に、表には出回らない騎手情報を仕入れているジョッキー情報特捜班です。
今回は先週の桜花賞デーにて万馬券的中を仕留めた、↓このレース↓についてお伝えしてまいります!
お手馬で初週から勝利!
4歳以上1勝クラス
◎ソーニャシュニク(2番人気)★グラスブランシュ(4番人気)
△カルネヴァーレ(8番人気)
- 3連単33180
- 3連複9420
- 馬連3点目1610
【美浦滞在】アピールに成功!?
ジョッキーにとって重要なタイミング
ミスター 今回の主役は本命馬◎ソーニャシュニクのジョッキー、今村聖奈騎手です。

今村騎手と言えばデビュー年の2022年にJRA51勝の成績を挙げて新人賞を獲得。
その年は夏のCBC賞をテイエムスパーダとのコンビで逃げ切っての重賞制覇も果たしました。このレース、勝ちタイムが1分5秒8という日本レコードであったことも話題になりましたね。
ただ、2年目は25勝、3年目は6勝。ケガをしてしまったりと順調さを欠いてしまうシーンもあったとはいえ、デビュー当時の勢いが感じられなくなってしまった現状。
それを打破するため、先週から美浦での滞在を始めています。

そもそも最近の今村騎手に関しては、騎乗馬を集めることに苦労しているという次元でした。
今年1月~3月末までの間にJRAで騎乗したのは56鞍。13週間で56鞍ですから、1週間平均で4.3鞍です。
同じ女性騎手の永島まなみ騎手は、同時期に140鞍に騎乗しています。1週間平均で10.7鞍ですから、そもそもレースに参加できているかどうか、そこから違いが出てしまっていました。
今村騎手が美浦へ滞在してから初めて騎乗したのが先週の桜花賞週でしたが、土日トータルでの騎乗数は8鞍。これまでの平均を倍近く上回っているように、環境を変えたことで既に変化が生じています。
そして、この滞在初週で勝利したことにより「来週はウチの馬も頼んでみようか」という話になったりするんですよね。
これが将来に向けて好影響を与える勝利になる可能性は高いはずですし、タイミングとしては最高の勝利だったのではないでしょうか。
ミスター
もちろんジョッキー本人とすれば、ここで勝つことの意味はレース前から理解していた訳です。
力の入るレースだったことは間違いありませんし、だからこそ盤石の競馬で勝利を挙げられたとも言えますよ。
さて、最後におまけのジョッキー情報を。
今週末は皐月賞ですが、その皐月賞デーに関して“特殊な騎手の動き”が見られました。
現時点ではまだオフレコ扱いですが『現状を察して先回りして行動した騎手が居る』という報告が入ってきています。
G1が行われる中山競馬場、そして“G1裏”となる阪神・福島競馬場。騎手からすればそれぞれで騎乗する【メリット・デメリット】があります。
例えば、皐月賞の出走回避が発表されたローランドバローズに騎乗予定だった岩田康誠騎手は、皐月賞デーは阪神競馬場での騎乗に予定を切り替えています。
G1で騎乗する馬が居ないのならば、わざわざ中山にこだわることはない、ということですよね。
こういった騎手の動きもしっかりとキャッチしてまいりますので、引き続きジョッキー情報特捜班にご注目ください!