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【皐月賞2025予想】直行ローテが増えた今こそ、各馬の臨戦過程に要注目!

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【皐月賞2025予想】直行ローテが増えた今こそ、各馬の臨戦過程に要注目!

久美こんにちは!チームスタリオンの久美です。

このコンテンツでは境征勝先生(元JRA調教師)と、重賞情報をお届けしていきます。

久美 早いもので、今週末で春の中山開催もラストになりますね。来週から関東の競馬は東京へと移ります。

境征勝 中山と東京は見ての通り競馬場のレイアウトが全く逆でしょ。だから、どちらかの競馬場に照準を定めて調整している、なんて馬も居るよね。

久美 たしかに中山は右回りで直線短め、そして東京は左回りで直線長目のコースですね。

境征勝 皐月賞週が終わると中山開催はしばらくないし、ここで勝負をかけてくる陣営も居る。この辺もしっかりと注目していくと、馬券的にも面白いんじゃないかな。

久美 ちなみにその中山競馬場では、桜花賞デーの最終レースで万馬券的中を仕留めております!

美浦滞在を決めた今村騎手
お手馬で初週から勝利!
[4月13日(日)中山12R]

4歳以上1勝クラス

◎ソーニャシュニク(2番人気)
★グラスブランシュ(4番人気)
△カルネヴァーレ(8番人気)
  • 3連単33180
  • 3連複9420
  • 馬連3点目1610

久美 このレースについては、週明けに【ジョッキー情報特捜班】が詳しく振り返る記事を公開する予定です。そちらもお楽しみに!

【皐月賞2025予想】
現代らしい臨戦過程に注目

久美 では、今回は4月20日(日)に行われる皐月賞(GⅠ)を、境征勝先生と一緒に掘り下げていきます。

境征勝 桜花賞もそうだったんだけど、皐月賞に向けての臨戦過程って、ホント昔と変わったよね。

久美 本番のG1を前に何度も前哨戦を叩きながら使っていた時代や、弥生賞が王道だった時代を経て、現在はまたちょっと傾向が変わってきましたよね。

境征勝 色んな路線から馬が集結するから面白いレースにはなるけど、ただ“面白い”で終わらせたくはないね。『どうしてこの臨戦過程になったか』という点はしっかりチェックしていきたい。

皐月賞のチェックポイント
皐月賞に向けてのレース選択
その裏にある“理由”まで見極めたい

久美 どのレースに使うかというのは、様々な事情が絡んでいることもありますからね。最近のクラシックはより一層関係者情報が大事になってきた感じもしますね。

注目馬1:クロワデュノール

久美 では、まずはクロワデュノールからチェックしていきましょうか。この馬はホープフルSを勝ってから、直行ローテを選択してきました。

境征勝 今となってはこれが『王道』の一つだね。コントレイルサートゥルナーリアといった馬がこのローテで勝っている。

久美 ホープフルSを勝って収得賞金を加算した以上『無理にレースに使う必要がない』という考えでいいですかね。

境征勝 それもそうだし、何よりホープフルSの舞台が皐月賞と同じ中山芝2000mってのが大きいよね。既にこのコースを経験しているんだから、皐月賞に向けての予行演習を一度キッチリ終えているという言い方だってできる。

久美 そう考えると、ひと叩きするために外厩と厩舎を移動したりするぐらいだったら、直行で良いと考えるのもわかりますね。

境征勝 更に言えば、クロワデュノールは新馬戦と東スポ杯2歳Sで、ダービーの舞台である東京競馬場だって経験している。

なんというか、クラシックに向けて無理して経験しておきたいことが残ってないんだよね。この“余裕”って、すごく大きなプラスだと思う。

注目馬2:ジョバンニ

久美 続いて2頭目。サトノシャイニングエリキングといった重賞ウィナーも居ますが……

境征勝 個人的にジョバンニについてちょっと触れておきたいんだよね。

久美 2歳時は京都2歳SやホープフルSで2着。敗れはしたものの収得賞金をしっかり加算して、ひとまずクラシックへ出走するには安泰の立場とはなっていましたよね。

境征勝 そうそう。この馬もまず確実に皐月賞へ出走できるであろう立場だった。だから直行ローテを選択する可能性もあったんだけど、実際には若葉Sへ出走。

久美 弥生賞やスプリングSといった重賞ではなく、あえてリステッドのトライアル競走へと矛先を向けましたね。

境征勝 この点は要注目だと思うよ。何せ、皐月賞に向けて決して使う必要のないレースを“あえて”使ってきたんだからね。

ここから先は関係者情報になるから現時点では伏せておくけど『なんで若葉Sを使ったのか』という点は絶対に把握しておかなければいけないポイントだろう。

【皐月賞の注目点】
ハイペース必至!激流を耐え抜け

久美 続いて皐月賞のレース傾向にも目を向けてみましょう。このレース、とにかく激流になりがちなんですよね。

境征勝 そもそも『コーナー4つの内回り』『直線が短くゴール前に急坂がある』というコースの特徴から、中山は逃げ・先行馬が有利なレイアウト。

でも、皐月賞ともなると『多額の賞金』や『G1勝ちの栄誉』がかかってくる。当然、前掛かりになる訳だ。

久美 実際にここ10年の皐月賞における脚質別成績を見ると……

逃げ[0-1-0-12]
先行[4-5-4-24]
差し[5-3-5-58]
追込[1-1-1-47]

久美 逃げて馬券に絡んだのは、2021年のタイトルホルダーだけなんですね。

境征勝 皆さん、ちょっと騎手の気持ちになって考えてみて。皐月賞でチャンスある馬に乗っている時、小回りの中山で後手を踏んで位置取りを悪くしたくない、という気持ちがきっとあるはずでしょ。

久美 そうなると、自ずとペースが速くなる。

境征勝 皐月賞では前半1000mのラップが58秒台に突入することもある。今年もそういうペースになる可能性は十分ある訳だから、そういったタフな流れに対応できる馬は重視したいところだね。

久美 重賞競走の最終的な結論は、直前まで情報を精査した上で【シンクタンクメンバーズ】へとご参加頂いた会員様にお届けします!

また、平日から【競馬HOTLINE】【裏ネタ馬券作戦】の項目にて、馬券に繋がる裏ネタをお届けしますので、是非お見逃しのないようにご注意下さいね!

3月 3月

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