この週だからこそ……藤岡康太騎手の同期に注目しています!
local_offer競馬HOTLINE

西の馬券師
集団・辻
こんばんは!
今週は【西の馬券師集団】情報ルートNo.303・辻が担当いたします。
昨日の【シン・極秘リポート】でも紹介されておりましたが、本日4月10日は藤岡康太騎手の命日。早くも1年が経ちました。
やはり我々【西の馬券師集団】にとっては、より身近な存在でありましたから、今でもふと康太騎手に関するエピソードを思い出したり、出走馬の中に彼が過去に騎乗ていた馬を見かける度に「そういえばアノ時のジャッジはこうだったな~」なんて、ついつい思いにふけってしまうことがあります。
今週末は私が阪神競馬場での取材担当になる予定なので、先日建立された康太騎手の石碑に、改めて手を合わせてこようと思っております。その時には皆様にもご紹介させてもらいますね。
なお、土曜日の阪神開催では騎手全員がピンクの喪章をつけて騎乗するそうです。康太騎手といえばピンク色がトレードマークでしたから……。
さて、その康太騎手の同期(競馬学校23期生)のひとりが浜中俊騎手。葬儀の時には彼もまた涙ながらに弔辞を読み上げていたのを、つい最近のことのように覚えています。
その日から丸1年が経とうする中、昨日の川崎記念をメイショウハリオと共に制しました。レース後のインタビューはしみじみとした喜びに満ち溢れていましたね。

正直、このところの浜中騎手は“流れ”が決して良くなかったんですよねえ。
その典型例が先日の高松宮記念。シンクタンクでは大本線的中をお届けしたレースですが、本命◎サトノレーヴと対抗○ナムラクレア……この2頭、かつては浜中騎手のお手馬だったという。
サトノレーヴに関しては昨年の函館スプリントSをコンビで制したにもかかわらず、当時「浜中にはナムラクレアが居るからね。本番を見据えると別の騎手の方が良いでしょ」と言わんばかりに、その後アッサリと外国人騎手とのコンビに。
堀宣行厩舎の馬ですから“遅かれ早かれ……”の乗り替わりだったかもしれませんが、今思えば大魚を逃した格好ではあります。
ただ、長年の相棒だったナムラクレアに関しては、昨秋スプリンターズSの前に自身が騎乗停止になってしまい、横山武史騎手への乗り替わりに。続く阪神カップからルメール騎手にスイッチとなり、陣営も「何が何でもG1タイトルを獲得するための鞍上チェンジ」と半ば公言するかのような振る舞いでした。
ですので、スプリンターズS前の騎乗停止がなくとも乗り替わりになっていた可能性は高かったとは思いますが、結果的にG1でお手馬2頭のワンツーですからねえ。騎手としては屈辱的な結果だったことでしょう。
それ以外にも、高松宮記念前日の毎日杯では自身の手ですでに重賞勝ちを収めている3歳馬リラエンブレムに騎乗したものの、イマイチ敗因が掴めない内容で惨敗。
さらに先週のドバイターフではメイショウタバルに武豊騎手が騎乗しまずまず折り合いが付く競馬となり、これは国内に戻ってきた時に自分の手元に戻ってくるか……。
そういう風に、自身にとってなかなか辛い結果が続いた中で、メイショウハリオの勝利は心の底から嬉しかったことでしょう。そして何より、表には出さずとも“大切な同期が亡くなって丸1年”という節目を、意識してなかったはずがないと思います。
今週末の桜花賞ではヴーレヴーに騎乗予定。近年、先述したリラエンブレムなどを含め浜中騎手を重用している武幸四郎厩舎の管理馬です。ココは特に力が入るレースになるんじゃないかと思います。
馬券的な面についてはシビアに見なければなりませんが、個人的には諸々の事情を含めて応援したい一頭です。
西の馬券師集団
西の馬券師集団と呼ばれる情報ルートたちにとっては『馬券購入=投資』であり、その圧倒的な情報網を駆使して、何年にも渡って大幅黒字収支を達成している。
彼らのネットワークは、騎手、調教師は勿論、厩舎スタッフ、さらには獣医や馬運車の運転手にまで及んでいるが、その圧倒的な情報網は、あくまでも馬券的中のためだけに駆使される。
誰よりも‟カネになる馬券”を徹底追求し、的中の嵐を巻き起こす!