【高松宮記念2025予想】このレースだからこそ……特に“勝ちたい!”と考えているはずの陣営が居る!?
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久美こんにちは!チームスタリオンの久美です。
このコンテンツでは境征勝先生(元JRA調教師)と、重賞情報をお届けしていきます。
久美 先生!重賞と言えば先週は阪神大賞典で特大配当が出ましたね!
待望の長距離で大楽勝!
阪神大賞典(GⅡ)
◎サンライズアース(4番人気)★マコトヴェリーキー(7番人気)
△ブローザホーン(5番人気)
- 3連単87640
- 3連複17050
- 馬連5520
境征勝 ◎サンライズアースは私の『穴の一頭』としても公開させてもらった馬だった。調教師って立場で見た時に、このレースっていうのはなんとしても結果を出したい一戦だと思ってな。
久美 そうでしたね。陣営にとって、今回は待望の長距離戦だったという話がありましたね。
境征勝
「菊花賞を使いたい!」って言われていた馬だし、前々から長い距離が良いという話だったんだ。
それに、この馬ってまだ3勝クラスなんだよ。なのにあえてG2へとチャレンジした。この選択をした以上、結果を出して“格上挑戦した意味”をちゃんと証明したいでしょう。
久美
ちなみに、2着に激走した穴馬の★マコトヴェリーキーは、実は調教班・富田さんが目をつけていた馬でもありました。表でも裏でも、大活躍中です。
いよいよG1シーズンが始まりますが、境征勝先生や調教班・富田さんのコンテンツを含め、シンクタンクの情報には是非ともご注目してくださいね!
【高松宮記念2025予想】
「勝ちたい!」その理由は様々ある
久美 では、今回は3月30日(日)に行われる高松宮記念(GⅠ)を、境征勝先生と一緒に掘り下げていきます。
境征勝
いよいよG1が始まるな。
先週の阪神大賞典では『リピーターの活躍に注目』ということをお伝えしていたけど、高松宮記念もそういう側面がある。
久美 たしかに……ここ10年で見ても、ミッキーアイルとかセイウンコウセイとか、何度も馬券に絡んでいる馬が居ますね。
境征勝 そうそう。ただ、その話は後に置いておくとして、今年個人的に注目しているのが『特にこのレースを勝ちたい理由がある馬』なんだよね。
高松宮記念だからこその理由がある!?
久美 なるほど……?では、早速注目馬と共にその“勝ちたい理由”に目を向けてみましょうか!

注目馬1:ナムラクレア
久美 まず1頭目はナムラクレアになります。重賞を5勝していながら、なかなかG1には手が届いていませんね。
境征勝 しかも今年で6歳を迎えた牝馬だからね。ノーザンファームや社台ファームのクラブだったら、もう引退しなければいけない年齢。いつまで全力を出し切れるかわからないだけに『ここがラストチャンス』という気持ちじゃないか。
久美 たしかに……もし来年もう一度出走するとしたら、7歳ですもんね。
境征勝
ただ、“勝ちたい理由”に関しては、他の部分にもあるんだ。
ルメール騎手が乗るってところだね。
久美 前走の阪神カップからルメール騎手が手綱を執っていて、今回は継続騎乗となります。
境征勝 ルメールってまだ高松宮記念を勝ったことがないんだ。彼が中央で未勝利のG1は高松宮記念、大阪杯、朝日杯FSの3レース。春の2つはドバイ国際競走と被って乗れないことが多かったんだよな。
久美 今年はドバイが大阪杯週に行われるので、高松宮記念には乗れるんですね!
境征勝 実はルメールが騎手として乗り続ける期間はもうそう長くないって雰囲気だし、全制覇に向けて、チャンス大の今年はなんとかしておきたいところ。かなり力が入るレースになるよな。

注目馬2:ママコチャ
久美
続いて2頭目はママコチャです。こちらも6歳牝馬ですが、既にG1を勝っていますね。
あ、鞍上の川田騎手も高松宮記念は2018年と2021年に勝っていますね。
境征勝 そうだね。この馬の場合注目したいのは、オーナーだ。
久美 なるほど!金子真人オーナーは高松宮記念未勝利。中央G1で勝っていないのは朝日杯FS、マイルCS、ホープフルSと合わせて4つだけなんですね。
境征勝 池江泰寿厩舎は金子オーナーの馬を多く管理してきた。何せ、父の池江泰郎・元調教師はディープインパクトも管理したような方だからね。
久美 オーナーがまだ勝っていないG1を獲る……それができれば確かな恩返しになりますね。納得です。
【高松宮記念の注目点】
中京競馬場は珍しいレイアウト
久美 さて、今度は高松宮記念のレース傾向にも目を向けてみましょう。征勝先生が先ほどおっしゃられていましたが、リピーターの活躍が多いですよね。
境征勝 過去10年を遡っただけでも、こんな感じで複数回馬券に絡んでいる馬が居るんだ。
・ナムラクレア
23年2着→24年2着
・セイウンコウセイ
17年1着→19年2着
・レッツゴードンキ
17年2着→18年2着
・ミッキーアイル
15年3着→16年2着
境征勝
では、なんでリピーターが多いのかという点をちゃんと考えてみると……
中京競馬場って、ちょっと特殊なレイアウトなんだ。
久美 言われてみると、『左回りの芝1200m戦』が設定されているのは中京と新潟だけですね。新潟には芝1200mの重賞もないので、短距離戦線のトップホースがなかなか経験できない舞台ですし。
境征勝 更に、中京ってのは起伏に富んだコースでもある。向正面が緩やかな上り坂で、3コーナーから直線入口までは逆に下り坂。かと思えば、直線では急な上り坂を越えなければいけない。
久美 他の競馬場ではなかなか経験できないような要素が多い、と……。
境征勝
しかも、高松宮記念の時期って季節の変わり目で雨が降りやすいんだ。ただでさえ起伏に富んだコースなのに、雨も降ったらそりゃタフになるよね?
独特なコース形態をしているからこそ、得意な馬は得意、苦手な馬は苦手ってのがハッキリしやすいというのは覚えておきたい。
久美
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