【シン・極秘リポート】当欄の予告通りの活躍!盛り上がる某厩舎にさらなる大型戦力が加入!?
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人も、馬も活発な田中博康厩舎に
“大型戦力”加入!?
2週前の当欄【シン・極秘リポート】では、デビュー前の新人騎手たちに関して下記のような話題をお送りした。
今週からは新人騎手がデビューする。
関東では4人がデビューするが、何といっても注目なのは舟山瑠泉(ふなやま るい)騎手だ。
今、関東で勢いのある田中博康厩舎に所属し、アイランド特別大使賞こそ逃したが模擬レースでも勝ち上がっていて、既に「乗れる」と評判になっている。
デビュー週こそ勝利とはならなかったものの、先週3/8(土)中山7Rでは、舟山騎手が所属する田中博康厩舎のレーヴブリリアントで1着。
シンクタンクが事前に聞いていた下馬評の通り、この舟山騎手が同期の中での“一番星”に。つまり今年の新人騎手の中では初勝利ということになった。
また、続く中山8Rでは同期の遠藤汰月騎手が騎乗したキャストロペペが、ゴール寸前で勝ち馬に交わされるも惜しくも2着と、積極的な騎乗で大いに見せ場を演出。このレースはメンバーズ限定情報でお送りした一戦でもあった。
先輩の親心もあっての勝負!
特注馬出走レース
◎キャストロペペ(2番人気)○ホレーショ(3番人気)
△イデアユウシン(4番人気)
- 3連単31920
- 3連複7490
- 馬連2330
彼らが該当する競馬学校騎手課程・41期生は、3年生の時に学校のカリキュラムとして実施されている『模擬レース』において、とにかく舟山騎手と遠藤騎手が勝ちまくったということはあまり知られていないかもしれない。今後もこの両名の活躍から目が離せない。
さて、今日はその舟山騎手を預かる立場であるタナパク厩舎(と呼ばせていただく)絡みの話。
先週の弥生賞(G2)では管理馬アロヒアリイが3着に入り、皐月賞への優先出走権を獲得。厩舎の看板だったレモンポップは引退したものの、今年も各所でG1戦線を大いに賑わせてくれそうだ。
そんな中で、実はつい最近“超・大型戦力候補”が加わったのはご存知だろうか。
某厩舎関係者 それは舟山騎手の存在ではなく、馬について。レモンポップの馬主でもあるゴドルフィンが所有する3歳牡馬ナルカミが、栗東・坂口智康厩舎から転厩してきたんだ。
このナルカミという馬、昨年11/9京都4R(ダ1800m)の新馬戦を2着に2.0秒もの大差を付けて圧勝。勝ち時計は【1:51.2(良)】と古馬顔負けのタイムで、栗東では“バケモノ候補が出てきた”と持ちきりになっていた存在だ。
この時計がどれほどの価値かというと、同週に行なわれた京都ダ1800m戦の3勝クラス戦(11/10京都10R)の勝ち時計が、全く同じ【1:51.2(良)】。この時計を2歳秋の段階で出せるのだから末恐ろしいポテンシャルと言えるだろう。

ところが、年明け1/6中京4R(ダ1800m)の1勝クラス戦では単勝1.1倍の支持を裏切る7着と完敗。逃げの手を打ったのは新馬戦同様ながら、直線でアッサリと後続にのまれる格好となってしまった。
とはいえ、まだキャリアは2戦。恐らく坂口智厩舎は今後の立て直しを模索していたはずだが……。栗東に戻ってくることなく、オーナーサイドは転厩を決めたということのようだ。
某厩舎関係者
坂口智厩舎からしてみれば唖然呆然、青天の霹靂だろうが、タナパク厩舎からすれば「こんなに可能性のある馬が回ってくるなんて!」というところだろう。
一部では“レモンポップで頑張った厩舎へのご褒美”という声もあるほどで、今後の動向は見逃せないぞ。
なお、デビューから2戦続けてナルカミに騎乗していた坂井瑠星騎手は先述した1勝クラス戦での敗戦後もゴドルフィンの所有馬に騎乗しており、引き続き良好な関係性が窺える。
ゴドルフィン・タナパク厩舎・坂井瑠騎手のトリオでダートの快速馬ともなれば、まさしく“レモンポップそのもの”の組み合わせであり、その実現の日はそう遠くないかもしれない。
まずは前走完敗からの立て直しなるか、その時を楽しみに待ちたいところだ。
【土曜中山8R】戻ってきたからには力が入る
3月15日(土)中山8R 4歳上1勝クラス
リワードファラオン(村田一誠厩舎)
リワードファラオンを所有する宮崎忠比古オーナーは、1980年台から馬主を続けている超ベテラン。古い話をすると、1985年のエリザベス女王杯を勝ったリワードウイングの馬主である。
地方競馬でも馬を所有しており、2010年のマイルチャンピオンシップ南部杯では、当時はまだまだ目立っていない高知競馬所属とあって単勝11番人気と人気薄だったグランシュヴァリエが3着に激走。
そしてそのグランシュヴァリエの仔であるリワードアヴァロンという馬で高知競馬のダービー(高知優駿)を制覇。中央だけではなく地方でも大きなタイトルを狙う傾向にある。
そんな宮崎オーナーが高知→中央へと戻してきたのだから、リワードファラオンには注目が必要だろう。高知競馬で4連勝しており、順調ならばまだまだ連勝が伸ばせたはずである力の持ち主だが、あえて中央競馬への再転入という道を選んできた。
某馬主関係者
地方で走らせている馬が一定数居るオーナーなんだけど、なんでもかんでも出戻りさせるってタイプではない。再転入の要件を満たしても戻さないケースも普通にある。
そんなオーナーがこうして連勝中の馬を戻してきたんだから、やれるだけの手応えがあるのは間違いないだろう。
と、当社の馬主情報班からも報告が入っている。
以前の中央競馬在籍時は未勝利に終わってしまったが、当時はダート1700~1900m戦に出走していたのが特徴的。近走の高知での走りを見ると、ゲートが開いた直後のスタートダッシュには目を見張るものがあり、短距離適性の高さを感じさせている。
美浦トレセンに戻ってきてからも順調で「ジョッキー(=横山和騎手)を乗せた今週の追い切りなんかも軽くていい動きをしていたからね。いきなりから勝負になるんじゃないか」というのが関係者の声。あえて中央に戻してきたのだから、その心意気も含めてぜひ注目したい存在である。
