どうも、栗東の調教担当・松崎だ。

今週は、まずは3連勝で京都ジャンプSを制し、小倉ジャンプS(2/15･小倉)で重賞連勝を狙うスマイルスルー(斉藤崇・牡5歳)の1週前追い切りから。

放牧から帰厩後は、高田騎手が付きっ切りで調整して乗り込みは順調。水曜のCWコースで6F:81.4-66.9-52.8-38.0-23.8-11.7秒をマークした。

「休み明けですが仕上がりは良いですよ。飛越が上手ですし、今年は上のステージ(GI)で走らせたいと思っているので、ここもきっちりと勝っておきたいですね」と斉藤崇調教師。

【クイーンC1週前】実戦に行ってその辺りがどう出るか

来週のクイーンC(2/15･東京)へ出走予定のリバティアイランドの半妹マディソンガール(中内田・牝3歳)が、水曜のCWで1週前追い切りを行った。

川田騎手を背に6F:81.9-67.5-53.1-38.0-23.5-11.6秒でフィニッシュ。

「今朝はジョッキーに感触を確かめてもらいました。普段の調教では気難しい面を全面に出しています。重賞で相手も強くなるので、実戦に行ってその辺りがどう出るかですね」と福永助手。

【栗東鬼調教】では、栗東トレーニングセンターの調教コースの中でも、メインとなる坂路、CWコースのそれぞれから1頭ずつ注目馬をピックアップ。

今後も、より配当妙味を追求し

「このコンテンツを見なければ買えなかった！」

と言われるような情報をより多くお届けできるよう、情報収集に努めていくつもりだ。

【今週のCWコースNo.1】加速ラップで力強い伸び脚を披露

栗東鬼調教 今週のCWコースNo.1！

2月9日(日)京都5R 3歳新馬
ホウオウタイタン(牝3)
団野大成騎手・須貝尚介厩舎

2/5 栗東CW 良 団野大
[6F]83.2-67.0-51.9-37.1-23.6-11.5 一杯

チェックポイント

・稽古駆けする格上に先着

・2週続けて加速ラップ

今週のCWコースNo.1は、近親にストロングタイタン、ギルデッドミラーがいるホウオウタイタン。

1月半ばから坂路とコースで乗り込まれ、この2週はCWで続けて好時計をマーク。特に1週前追い切りでは、稽古駆けするリラボニートに先着。今週も格上と併せて先着しており、水準以上の動きを見せている。

また、先週、今週と綺麗な加速ラップでフィニッシュしているのも強調材料。良血馬が初戦からどんな走りを見せてくれるか注目したい。

【今週の坂路No.1】ガラリ一変が期待できる動き

栗東鬼調教 今週の坂路No.1！

2月9日(日)小倉3R 3歳未勝利
イフウドウドウ(牡3)
角田大和騎手・角田晃一厩舎

2/5 栗東坂路 良助手
[4F]55.8-40.0-25.0-12.0 馬なり

チェックポイント

・2週続けて好時計

・約1か月半に渡る乗り込み

今週の坂路No.1は、この中間、好時計を連発しているイフウドウドウ。

最終追い切りの時計が平凡に見えるのは、小倉への輸送も考慮してだろう。それでも馬なりで12秒フラットなら申し分ない。

昨夏の札幌では全くと言っていい程、力を出すことができなかったが、当時は、函館から札幌への輸送後の状態がイマイイチだったとの話もあった。

そこから立て直し、この中間は2週前追い切りで51.4-12.2秒を出すと、先週の1週前では50.0-12.4秒をマーク。前走から条件が大きく替わるが、馬の方もここでガラリ一変がありそうな動きを見せている。

「調教の鬼」の異名を持つ調教担当

情報ルートNo.111・松崎

「調教を制するものが、馬券を制する」がモットーの実戦派。長年に渡って蓄積された調教分析に基づく「走る、走らない」のジャッジには絶大な自信を持っており、人気薄情報馬の激走を調教の動きだけで見抜くこともしばしば。

厩舎や馬ごとの「勝負調教パターン」も数多く把握しており、文中に「勝負調教」の言葉が出た際には特に注目。