【栗東鬼調教】新馬勝ちが期待できる調教の動き
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どうも、栗東の調教担当・松崎だ。
今週は、キズナ産駒ヴァリディシームス(中内田・牡)を紹介。半姉アンドラステは21年の中京記念を制するなどオープンで活躍した。
木曜のCWで行われた1週前追い切りには、レースでも手綱をとる岩田望騎手が跨がり、6F:83.8-68.0-52.9-37.1-22.7-11.2秒をマーク。
福永助手は「動きはしっかりしています。少しカリカリしているところがあるので、レースに行ってうまくコントロールが利けばですね」とコメント。
クズの出ない血統で先々まで楽しみな素材の持ち主。来週の日曜京都5R(芝1800m)でデビューする。
【カペラS1週前】あとは展開ひとつ
JBCスプリント2着チカッパ(中竹・牡)は、横山典騎手の再コンビで来週のカペラS(12/8・中山)へ向かう。
水曜の坂路で1週前追い切りを行い、4F:53.3-38.7-25.3-12.7秒をマーク。
「前走は運がなかったです。1400mよりは1200mの方が切れる脚が使えすからね。あとは展開ひとつですね」柴田助手は3つ目の重賞制覇に期待を寄せる。
僚馬で2連勝してオープン入りを果たしたキープカルム(中竹・牡)は、三浦騎手でリゲルS(12/7・京都)へ参戦。
こちらも水曜の販路で1週前追い切りを行って4F:54.1-40.0-26.2-13.1秒を計時。
「短期放牧を挟みましたが仕上がりは良いですよ。力を付けていますし、オープンでも楽しみです」と同助手。勝って来年は重賞戦線に名乗りを上げたいところ。
【栗東鬼調教】では、栗東トレーニングセンターの調教コースの中でも、メインとなる坂路、CWコースのそれぞれから1頭ずつ注目馬をピックアップ。
今後も、より配当妙味を追求し
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と言われるような情報をより多くお届けできるよう、情報収集に努めていくつもりだ。
【今週のCWコースNo.1】ここ最近では1番の状態
12月1日(日)中京8R 3歳以上1勝クラス
グロリアラウス(騙3)
C.デムーロ騎手・河嶋宏樹厩舎
11/27 栗東CW 重 C.デムーロ
[6F]83.6-67.2-51.2-36.1-22.7-11.3 一杯
- チェックポイント
- ・負荷をかけた追い切り
- ・加速ラップでフィニッシュ
今週のCWコースNo.1は、馬に走る気が出てきたグロリアラウス。
1勝クラスへ昇級後の3戦は、全て3か月間隔で使われた割に攻めが軽く、物足りなさを感じていたが、去勢明け2戦目となる今回は一段強い負荷をかけてきた印象。これは、前走で減った体が戻った証でもある。
さらに付け加えると、助手が乗った2週前、団野騎手が跨った1週前追い切りでは加速ラップが踏めなかったのが、C.デムーロ騎手が手綱をとった最終追い切りでは、最後まで失速することなくフィニッシュ。格上の2頭と併せても伸び脚は目立っていた。
ここ最近では1番の状態で、今週の動きなら巻き返しが期待できる。
【今週の坂路No.1】新馬勝ちが期待できる調教の動き
12月1日(日)京都5R 2歳新馬
ジーティーエスピ(牡2)
戸崎圭太騎手・中村直也厩舎
11/27 栗東坂路 重 助手
[4F]54.9-39.6-24.8-11.9 末強め
- チェックポイント
- ・坂路とCWで水準級の好時計
- ・今週はラスト1F:11.9秒
今週の坂路No.1は、この中間は坂路とCWでしっかりと乗り込まれ、どちらも水準級の好時計が出ているジーティーエスピ。
3週前に併せたスマートプレシャスは1勝クラスを勝ち上がり、2週前に併せたロードヴァルカンは2着と、走る馬との併走でジーティーエスピ自身も鍛えられており、最終追い切りではラスト1F:11.9秒をマーク。
トップジョッキーが出払った日曜京都ということで、ノーザンF生産馬は不在。相手関係は楽なはずで、調教の動きからこれは新馬勝ちが期待できる。