1966年に28歳にして日本ダービーをアサデンコウで優勝。1ハイセイコーの主戦騎手を務め、第一次競馬ブームの立役者となる。名曲『さらばハイセイコー』は増沢氏自らが歌い、45万枚を売り上げる大ヒットとなった。

1988年に48歳で史上最年長ダービージョッキーに。さらに50代となっても年間100勝を達成するなど通算2016勝を挙げ、中央競馬史上初の2000勝ジョッキーとなる偉業を達成。「鉄人」「記録男」の異名を取った。

2013年、境勝太郎氏の後を継ぎ当社最高顧問へ就任。

ＧI14勝を含む重賞53勝を挙げた偉大なる父、境勝太郎に続き、親子二代で情報ルートに就任。

親子二代で築き上げて来た人脈は競馬界トップクラス。

2011年調教師を引退したが、現在も現役調教師や厩舎開業を志す関係者から助言を仰がれている存在。

「勝太郎先生だけでなく征勝先生もいるのなら」と協力を申し出る関係者は更に増え、より強固な情報網確立に繋がっている。

グリーングラスでの菊花賞制覇を初め、重賞37勝、通算758勝。
1996年には、騎手史上初めてとなる10競馬場重賞制覇の偉業を成し遂げる。

相馬眼はもちろん、全ての競馬場の特性、コース別、距離別のレース展開、乗り方を熟知する。

気さくな人柄と大胆な騎乗で競馬ファンからは「穴男」と親しまれ、関係者からの人望も厚い。

8戦8勝の伝説の名馬、マルゼンスキーの主戦騎手。

「28頭立ての大外枠でもいい。賞金なんか貰わなくていい。他の馬の邪魔もしない。この馬の力を試したいからマルゼンスキーに日本ダービーを走らせてくれ」の名言を残した。

騎手として28年間、調教師として22年間、計50年に渡って築き上げた実績と人脈は、関東No.1の呼び声も高く、義理・人情に厚い誠実な人柄から現役・ＯＢを問わず中野渡氏を慕う関係者は非常に多い。

1965年に騎手免許を取得。1979年に調教師免許を取得したため騎手を引退し、1980年に30代半ばで厩舎を開業。2015年に引退を迎えるまで、騎手＆調教師として50年に渡るキャリアを築き上げ、現在も某現役騎手とは連絡を取りあうほど。

調教師時代の主な管理馬であるアイルトンシンボリ（1992年・1993年ステイヤーズS、1994年宝塚記念2着）は、騎手時代から世話になっていたシンボリ牧場の生産馬で、アルコセニョーラ（2007年福島記念、2008年新潟記念）は、実家が営む畠山牧場が生産。

1921年開場のシンボリ牧場や、1947年創業の畠山牧場といった老舗牧場はもちろん、生産関係者とのパイプは太く、2020年より牧場関係者集団・チームスタリオンに加入。生産者サイドの思惑を始め、牧場情報の強化に大きく貢献している。

23年にわたる現役生活で通算364勝を積み上げ、重賞は通算4勝。後にマイルチャンピオンシップを制しGⅠ馬となるタカラスチールとのコンビで関屋記念を制する実績を持つ。

騎手を引退した後は、天狗のお面でもお馴染み、テレビ東京で放送されている土曜競馬中継・(現)ウイニング競馬で24年間もの長期間、レギュラー解説者として出演。

2019年末に同番組を卒業し、2020年に当社情報ルートに就任。

長年培った経験をもとにした、レースの調教診断、パドック診断、レース分析は現在もX(旧Twitter　@souichi_0208)にて公開中。競馬ファンのみならず、関係者からも高い支持を得ている。